第五章:冥界合宿のヘルキャットと 熾鏡龍神
AwakeningV:修行開始/翔一の修行相手
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若手悪魔の会合から次の日俺はグレモリー家の庭の一角に訪れると、
既に皆集まっていて、そこにはグレモリー眷属だけでなく
翼、オーフィス、ティアがいた。
アザゼル先生が修行のメニューを発表し今日から行うみたいだ。
「久しぶりです、翔一様」
「翔一お姉ちゃんがいなくて寂しかっただろう!
さあ、この胸に飛び込んでくるといい!」
この自称俺の姉+ブラコン龍王はほっとくか
「全員揃ったな、それじゃ早速スケジュールの発表といくぞ」
アザゼル先生が、皆の前に出て一人ずつ修行メニューを発表していく。
「先に言っておく。今から俺が言うものは将来的なものを見据えてのメニューだ。
直ぐに効果の出る者もいるが、長期的に見なければならない者もいる。
ただ、お前らは成長中の若手だ。方向性を見誤らなければ良い成長をするだろう。
さて、まずはリアス。お前だ」
まず修行メニューの発表は部長からだった。
「お前は最初から全てが高スペックの悪魔だ。このまま普通に暮らしていてもそれらは高まり、
大人になる頃は最上級悪魔になっているだろう。
だが、将来よりもいま強くなりたい、それがお前の望みだな?」
「ええ。もう二度と負けたく無いもの」
部長は先生の問いかけに力強くうなずいた。
「なら、この紙に記してあるトレーニング通り、決戦直前までこなせ」
先生は部長に紙を渡して、朱乃さんの発表に移った。
「次に朱乃」
「…… はい」
アザゼル先生が堕天使だからか、朱乃さんは終始不機嫌だ。
やはり家族がらみの問題か…
「お前は自分の血を受け入れろ」
「―――― ッ!!」
ストレートにいうな…この上なくストレートに言われたからか、朱乃さんは顔をしかめた。
けど朱乃さんだって分かっているはずだ、このままじゃ駄目だと……
まあ、これは明けのさんの心次第だな
「辛くとも苦しくとも、今までの自分を乗り越えなければ、
お前はお荷物だ。雷の巫女から雷光の巫女になってみせろよ」
「………・」
続いて木場だ。
「次に木場だ」
「はい」
「まずお前は禁手を一日保たせてみろ。それに慣れたら、実戦形式で一日保たせる。
一日でも長く出来るようにするのが、お前の目的だ。
後は基本トレーニングで十分強くなれるだろうさ。
神器の使い方は後で教えてやる。剣術は師匠にもう一度習うんだったな?」
「はい、一から指導してもらう予定です」
木場には剣術の師匠がいたのか……
なるほどな、まあ剣術は師匠的な存在がいて強くなれることもあるからな
「次、ゼノヴィア。お前はデュランダルを今以上に使いこなせるようにすること。
そしてもう一本の剣にも慣れてもらう
「もう
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