ファントム・バレット編
第69話死銃事件
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出番はねぇだろーーー
「でもキミがその結論を言葉にしてくれてほっとしたよ・・・実は僕も同じ考えなんだ。この二つの死はゲーム内での銃撃によるモノではない」
改めて頼むんだが、とクソ眼鏡の発言は続きーーー
「《ガンゲイル・オンライン》にログインして、この死銃なる男と接触してくれないかな?」
「はっきり言ったらどうだ?クソ眼鏡」
ようするにこの男はオレにーーー
「撃たれてこいって事だろ?」
「いやーまあ〜」
いやーまあ〜じゃねぇよ!!!
「やだよ!!何かあったらどうすんだよ!?バカかお前!?バカだろ!!!」
もう帰ろ帰ろ!何でこんな軽い感じに撃たれてこいなんて言われなきゃいけねぇんだよーーー何をオレの服の裾掴んでんだよ!!!
「さっきその可能性はないって強引に達したじゃないか!!それにこの死銃氏はターゲットにかなり厳密なこだわりがあるようなんだ!!」
「分かった!!それだけ聞いてやるから放せ!!いい歳した大人がみっともない!!!」
全く、やっと放してくれたぜーーー何でこんなダメな大人と銀座にいなきゃいけないんだ。
「ゼクシードと薄塩たらこはどちらも名の通ったトッププレイヤーだった。つまり、強くないと撃ってくれないんだよ、多分。かの茅場先生を倒したキミなら・・・」
「無理だよ!GGOってのはそんな甘いゲームじゃないんだ!ゲームコイン現実還元システムで20〜30万稼いでるプロがウヨウヨしてんだぞ!!ALOで弓使い相手に苦戦するようなオレが、威力・スピード共に勝る銃に勝てる訳ねぇだろ!!」
実際オレはSAOでのほぼ完全な接近戦に慣れすぎて、弓なんかの射出武器を装備した相手にギリギリ勝てるかどうかなんだ。前に亜利沙に一回負けたしーーーそれ以上の相手には流石に勝てねぇっての。それもあってALOじゃ魔法を度外視した脳筋ビルドにして、ステ振りを筋力重視敏捷型型にしたし。
そもそもGGOのプレイヤーたちは他のMMOプレイヤーとは比較にならないレベルに時間と情熱をゲームに注ぎ込んでるんだ。オレみたいな素人がノコノコ出ていっても相手になる訳ない、あっという間に蜂の巣になるのがオチだ。
「《オーバーロード》に期待してるんだったら無駄だ。キリト・・・弟辺りに頼んでくれ。アイツの方が適任だろ」
「待った待った!キリト君よりキミの方が適任なんだよ!確かに《オーバーロード》の事もあるし、それに加えて武道で鍛えた身のこなしもある!ゲームでも現実でも、身体能力に関してはキミの方が上なんだ!」
そうは言ってもなーーー確かにオレは武道をやってるから回避技術や動体視力はキリトより上だ。最近はアスナさん
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