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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第63話
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れそうです。ありがとうございました。」

「そっか……」

「……先程の話、どうかイリアさんには内緒にしていてください。いずれ折を見て自分で話すつもりですから。」

「……わかった。頼りないかもしれないけど何かあったら声をかけてくれ。出来る限りのことはさせてもらうさ。」

「ふふっ……ありがとうございます。では、もし困った事があれば相談させてもらいますね。―――おやすみなさい。ロイドさん、キーアちゃん。」

「おやすみ、リーシャ。」

「おやすみなさーい……」

そしてリーシャはロイド達から去って行った。

「………リーシャ、どうしたの?いつも何だか哀しそうだけどちょっと感じが違ったねー……?」

「そっか、キーアもわかるか。……まあ、色々あるみたいだ。俺の方でもできるだけ気を付けておくつもりだよ。」

「えへへ……ロイド、キョクチョーみたいにカッコイイね。ロイドもキョクチョーみたいにたくさんの女のヒトたちをお嫁さんにするのなるのかなー?」

「からかうんじゃありません。……というか、局長と一緒にしないでくれ………さてと……とっととベッドに戻って寝よう。あ、トイレとか済ませたか?」

「むううっ……ロイド、でりかしーなさすぎ!」

その後ロイドはキーアと共に客室に戻って、キーアと同じベッドで眠りはじめた………
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