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英雄伝説〜菫の軌跡〜(閃篇)
第13話
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ハァァァァ……せいやっ!!」

「セイッ!!」

「わっ!?」

「――――!?」

レンもアリサに続くように武器を双銃に変更してミリアムとアガートラムに広範囲の怒涛の銃撃を放って追撃し、リィンとガイウスはミリアムの左右からそれぞれ遠距離攻撃のクラフト―――狐影斬とゲイルスティングを放って追撃した。

「いったいな〜、もう〜!お返しだ〜!ガーちゃん、ビーム!!」

「―――――」

そしてミリアムは反撃する為にアガートラムに指示をし、指示をされたアガートラムは高熱のレーザー――――ライアットビームを自分の目の前の直線上にいるアリサとレンに放ち

「左右に散って回避するわよ、アリサお姉さん!」

「ええ!」

襲い掛かる高熱のレーザーに対して二人は左右に散って回避した。



「アークス駆動―――ダークマター!!」

「わ……っ!?」

「!?」

その時アークスの駆動を終えたユーシスがアーツを発動し、ユーシスのアーツによってダメージを受けると共に吸引と重力でミリアムとアガートラムは動きを封じ込められ

「ガイウス!」

「ああ!」

リィンとガイウスは互いに視線を交わしてそれぞれSクラフトを放った。

「風よ―――俺に力を貸してくれ!うおおおおお……っ!」

「焔よ……!ハァァァァ……斬!!」

「わっ!?」

「!?」

ガイウスが跳躍した瞬間太刀に闘気による炎を宿したリィンはそのまま突撃してミリアムとアガートラムに炎の斬撃を叩き込み

「カラミティ―――ホーク!!」

「うわっ!?」

「!!??」

リィンがSクラフト―――焔ノ太刀をミリアムとアガートラムに叩き込んだ瞬間ガイウスは空から強襲してミリアムとアガートラムを中心に竜巻を発生させ、竜巻によってミリアムとアガートラムはそれぞれふっ飛ばされて石柱に叩きつけられた。そこにリィンとユーシス、ガイウスが一気にミリアムに詰め寄り

「勝負ありだ。」

「これ以上何か怪しげな事をすれば命の保証はできんぞ。」

「…………降参して、オレ達が聞きたい事を答えてくれ。」

「!!」

ミリアムを包囲してそれぞれの武器の切っ先をミリアムに向けた。

「降参!降参だから、武器を収めて〜!!」

そして自分の敗北を悟ったミリアムは慌てた様子で両手を挙げて自分の敗北を宣言した!



「わわっ……キミたち、結構すごいなぁ。うんうん。これなら大丈夫そうかな?」

自分の降伏宣言を聞いたリィン達が武器を収めて自分から離れるとミリアムは驚いた様子でリィン達を見つめ、何度も頷いて独り言を呟いた。

「くっ……小娘……いい加減にしてもらおうか!」

「二つの軍事施設への攻撃
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