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硯の精
第一章
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とか才能とか実力とかね」
「ないから」
「書道やってたんでしょ、小学校一年から」
 奈々がまだ姫を知らない頃からだ。
「それで高校までずっと書道部だったじゃない」
「それはそうだけれど」
「段持ちでしょ」
「一応は」
「五段だったわよね」
「あんなの誰でも取れるから」
「取れないわよ、あんた字奇麗よ」
 書道五段だけあってというのだ。
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