第59話
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ったよな……―――って、何考えているんだよ!?)
水着姿のルファディエルを思い浮かべたロイドはすぐに我に返って慌てた。するとその時
「やれやれ、男2人してなにジャレあってるんだい?」
「っ!」
ワジの声が聞こえてきた。
「ワジ……」
「おいおい。お前ももう着替えたのかよ。」
「ま、若いんだから妄想を膨らませるのは仕方ないと思うけど。もうちょっと余裕があった方が女の子のウケはいいんじゃない?その上で、相手に興味があると思わせればバッチリかな。」
「い、いや!そんな話をしてたんじゃ!」
笑顔で言ったワジの言葉を聞いたロイドは慌て
「おおむね同意だが……随分、上から目線じゃねーか。」
ランディは目を細めてワジを睨んだ。
「うん、だって僕局長と一緒でモテるし。」
そして余裕の笑みを浮かべて言ったワジの言葉を聞いた2人は表情を引き攣らせた。
「フフ、一足先にホテルの部屋に戻ってるよ。テーマパークに行く前に一休みしておきたいからね。アデュー(それじゃあ)」
ロイド達の様子を口元に笑みを浮かべて見つめたワジは更衣室から出て行き
「おおっ、納得いかねー!着替えも確認し損ねたしなんだよこの敗北感は!?」
ワジが更衣室を出るとランディは悔しそうな表情で声を上げ
「まあ、相手が悪いかもな。いまだに気が向いたら夜、ホストのバイトをしに外出してるみたいだし。」
ロイドは疲れた表情で溜息を吐いた後言った。
「なんて羨ましい――――じゃなくてケシカラン!こりゃ一度、尾行でもして素行をチェックしないとな!」
(全然説得力がないなぁ………)
その後ロイド達はホテルに戻った後、それぞれショッピングを楽しみ、さらにその後テーマパークを堪能した後ホテルの部屋で晩餐会が始まるまでそれぞれ休憩していた。なお、ロイドは夕暮れのテーマパークの観覧車でエリィと乗った際、観覧車が頂上に着いた時、口付を交わして、二人にとって心残る思い出を作った………………
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