第59話
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
介だわ。だから消したの。私達との戦いで唯一気絶していなかった目撃者のラウ共々跡形もなく。」
「……………………………」
ルファディエルの説明を聞いたリーシャは固まったまま何も言わず
「フフ、私の”協力者”になっていてよかったわね?でなければ、貴女も危険分子としてその時にツァオ達と共に滅したでしょうし。ああ、それと。もし本当にロイドの事が好きなったら愛人になっても別に構わないわよ?………あの子の性格に問題があるのはわかっているけど、人を好きになるのはその人の自由だし。」
リーシャの様子を見たルファディエルは微笑んだ後リーシャから離れてロイド達の輪の中に入って行った。そしてルファディエルがリーシャから離れるとリーシャは自然と砂浜に座り込み
「な、なんて恐ろしい人…………………ううっ……ルファディエルさんには一生逆らえないかも……………」
大量の冷や汗をかいて身体を震わせて呟いた後、疲れた表情で溜息を吐いた。
――――こうしてビーチでの楽しい一時は過ぎて行った。その後、ロイド達はお約束のスイカ割りなどを全員で楽しんでから―――ホテルが届けてくれたランチボックスに舌鼓を打ちながら大いに盛り上がるのだった。その後ロイド達は更衣室に普段着に着替える為に向かい、セリカやヴァイス達は先に着替えて更衣室を出て行った。
「いや〜、疲れたけど存分に堪能させてもらったぜ。うーん、欲を言えばセシルさんやリーシャちゃん、ルファディエル姐さんやルイーネ姐さん、後はエルファティシアちゃんやセティちゃんにもビーチバレーに参加して欲しかったが!」
「へ、なんで………こ、こらランディ!」
真剣な表情で言ったランディの言葉を聞いたロイドは呆けたがある事に気付いてランディを睨んだ。
「んー、ロイドきゅんは何を想像したのかなぁ〜?ったく、お前ときたらちゃっかりお嬢やセシルさん達の日焼け止めなんか塗ってるしよ〜。オラオラ、どんなだった?」
「い、いや〜………なんか凄かったとしか言いようがないんだけど……」
「んだと〜!?この〜、一人だけ美味しい目にあいやがって!」
苦笑しながら言ったロイドの言葉を聞いたランディはロイドを睨んだ後、ロイドに近づいて関節をしめていた。
「うわっ、ギブギブ!」
「―――で、ロイド?誰の水着姿に一番グッときたんだ?」
「ええっ!?(うーん……誰かって言われても…………)」
ランディに尋ねられたロイドは呆けた後、水着姿のルファディエルを思い浮かべた。
(ルファ姉………スタイルもよかったし、足もスラッとしていて綺麗だったな…………あの足が魔術で見せている幻影の足だなんてとても思えないし、気の遠くなるような長い年月を生きている風にはとても思えない身体つきだ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ