第58話
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の座は渡しませんから…………!)
その様子を見たエリィはジト目でロイドを見つめた後真剣な表情でルファディエルを見つめていた。その後ロイドは全員に日焼け止めを塗り終えた。
(あ、改めて見るとすごい光景だなあ……)
全員に日焼け止めを塗り終えたロイドは胸を覆う水着の部分を外してうつ伏せになっているエリィ達の状況を見て疲れた表情で溜息を吐いた。
「はあ〜……ありがとう、ロイド。とってもリラックスできたわ。うふふ、このまま眠っちゃいそう。」
「セ、セシルさん。その格好で寝るのは色々と危険だと思うんですけど……」
「あはは……ちょっと大らかすぎますよね。」
セシルが呟いた言葉を聞いたエリィは疲れた表情になり、リーシャは苦笑した。
「ふふ、だって気持ちがいいんだもん。」
「それじゃあ、目が覚めるように皆に冷たい飲み物でも買ってこようか?」
「あら、いいの?」
「これ程の人数を一人で買って来るなんて、大変ですよ?」
ロイドの申し出を聞いたエリィとセティは驚いた。
(ある意味、夢みたいな体験をさせてもらったからな……正直、これくらいしないと女神から罰が下りそうだよ。……いや、女神の末裔であるエステルからと言った方がいいかな?)
「……ロイドさん?」
黙り込んでいるロイドに気付いたリーシャは首を傾げ
「うふっ♪」
「あらあら♪」
「フフ……」
何かを察したエルファティシアとルイーネは小悪魔な笑みを浮かべ、ルファディエルは微笑んだ。
「あ、ああいや、なんでもないよ。それじゃあ、ノンアルコールのカクテルか何かでいいかな?」
「ええ、それでお願いするわ。ああ、急がなくてもいいからね。ロイドも色々たのしんでいらっしゃい。」
「ああ、ありがとう。それじゃあ後でね。」
その後セシル達から離れたロイドはキーアとシュリと白い石探しをした後、全員分の飲み物を買う為に売店に向かった。
「君達が貸切の時間帯は飲食代が全てサービスになってるんだ。早速なにか注文するかい?」
「ええ、よろしくお願いします。えっと、ベルコーラが8つとノンアルコールカクテルが10個………アイスクリームが3つ、カクテルが5つ、カキ氷が4つ、アップルジュースが3つ……ああ、それとフランクフルトを1つお願いします。」
「一度にそれだけ持ってくつもりなのかい?もしかしてキミ……お人好しすぎで自滅するタイプ?」
ロイドの注文を聞いた店員は表情を引き攣らせて尋ね
「い、いや、はは……そんなことはないと思うんですけど。」
尋ねられたロイドは苦笑しながら答えた。その後ロイドは仲間達に冷たい飲み物や食べ物を買って、配り、仲間達はそれぞれ喉
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