第58話
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
驚き、リーシャは言い辛そうな表情になり、セティは恥ずかしそうな表情で頬を赤く染めて言った。
「ふふ、いいじゃない。私は全然問題ないわよ?エリィさん達も、なるべく日焼けは避けたいってさっき言ってたじゃない?それに『今更恥ずかしがることなんてない』ってルファディエルも言ってたし。」
「フフ、言いだした私も全然問題ないわ。貴方には貴方が子供のころから私の肌を触らせているし。」
「そ、それはその……」
そしてセシルとルファディエルの言葉を聞いたエリィは戸惑ったが
(ここでアピールしておかないと、誰かにロイドの”一番の恋人”の座が奪われるかもしれないわよ?)
「(!!!)わ、わかりました!それじゃあ……ロイド、お願いするわ。」
ルファディエルの念話を聞いて目を見開いた後、真剣な表情で言い、そして頬を赤く染めてロイドを見つめ
「エ、エリィ……?」
見つめられたロイドは戸惑った。
「だ、だって他のみんなはそれぞれ自分の遊びに夢中じゃない?なるべく日焼けを避けたいのは本当の話だし……恋人の貴方になら塗られてもいいかと思って。」
エリィの答えを聞いたロイドは冷や汗をかき
「そ、そうですね……イリアさんも、ホテルの部屋で私が日焼け止めを塗りましたし……その、ロイドさんならそこまで抵抗はないかもしれません。」
「私も……ロイドさんなら構いません。」
「リ、リーシャとセティまで!?」
口元に笑みを浮かべて言ったリーシャと頬を赤らめたセティの言葉を聞いたロイドは驚き
「うふっ♪別に私もいいわよ♪いつも男に嫉妬される側のヴァイスハイトが嫉妬する所を見たいし♪」
「あらあらまぁまぁ。この空気だと私も乗らないと駄目ね♪まあ、ギュランドロス様も一目おいている貴方なら肌に触れるくらいなら、ギュランドロス様も許してくれると思うからいいわよ?」
「ええっ!?」
さらにからかいの表情で言ったエルファティシアと微笑みながら言ったルイーネの言葉を聞いたロイドは声を上げた。
「ふふ、ほらロイド。お姉ちゃんたちとこんな可愛い子達がせっかく頼んでるんだから。日焼け止め、塗ってくれるわよね?」
「わ、わかったよ……謹んで、塗らせてもらうから!」
「謹んでって……」
セシルの言葉に真剣な表情で言ったロイドの言葉にエリィは呆れ
「あはは……テンションがなんだか変になってますね。」
「まあ、普通の男性ならこんな状況、発狂するでしょうしね。」
リーシャとセティは苦笑していた。
「ふふ、じゃあさっそくお願いしちゃいましょう。最初は誰に塗ってくれるの?」
「え、えっと……それじゃあ………エリィから塗らせてもらうよ。」
「フフ、やっぱり恋人だけあって一番
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ