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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第56話
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ティルナは笑顔で言い、ギュランドロスは豪快に笑った後口元に笑みを浮かべ

「す、凄すぎる……」

ロイドは口をパクパクし

「全然球が見えませんでしたね……」

「そうだな……」

ノエルとリィンは苦笑し

「ハハ、クロスベルの”大英雄”のぶつかり合いは凄すぎたね。」

「ったく。この化物共が……あれで俺達と同じ”人間”だなんて、普通に考えてありえねえだろ。」

「フフ、やるじゃない♪」

ワジは笑顔で言い、ランディは疲れた表情で溜息を吐き、イリアは笑顔で言った。その後試合を見て近づいたメヒーシャ達もそれぞれ天使、悪魔チームに分かれて試合をし……さらにその試合が終わるとカーリアンとハイシェラの一騎打ちのゲームと言う特殊な試合もし、二人は周囲の砂浜に穴を開けつつ激しい試合をし、ハイシェラの圧倒的勝利という形で終わった。



「クッ……まさかこの私が圧勝されるなんて!」

「クク……お前程度の小娘、他愛ない。」

悔しそうな表情をしているカーリアンにハイシェラは口元に笑みを浮かべて言い

「む、無茶苦茶すぎる……」

「なんというか……次元が違いすぎますね……」

「周囲がボールでできた穴だらけになっているしな……誰が直すんだ、これ?」

ロイドは表情を引き攣らせ、ノエルは疲れた表情をし、リィンは溜息を吐いた。



「……いやー、楽しかったわね!」

試合を見終えたイリアは笑顔で言い

「はは、そうッスね。……ただ、お約束のサービスシーンがなかったのは残念極まりないッス。ノエルやメヒーシャちゃん、後はエルミナ大尉あたりがかましてくれることを期待してたんだがなあ。」

「ああ、確かにっ!!」

「クッ……しまった!」

残念そうな表情で言ったランディの言葉を聞いたイリアとヴァイスは声を上げ

「フフ、ついついビーチバレーに熱中しちゃってたね。」

ワジは静かな笑みを浮かべて言った。

「あ、貴方達は………!」

「全員滅してやろうか……!」

一方エルミナとメヒーシャは身体を震わせてランディ達を睨み

「せ、先輩にワジ君、それに局長……なに言ってるんですか、もう。」

ノエルは呆れた表情で溜息を吐いた。

「イリアさんと局長の過剰反応も気になるんですけど……ああそうだ、皆。喉とか渇いてないか?何だったら、俺が売店で冷たいものとか買ってくるけど。」

「おっと、気が利くわね弟君。ん〜、なにがいいかしら。」

「確か、聞いたところによるとミシュラムに新しく発売したジュースがあるみたいッスよ。」

「ああ、それはあたしも聞いた事があります。『ベルコーラ』っていって、シュワシュワして爽快な飲み物らしいですけど。」

「フフ、そ
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