第55話
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ながら言ったリーシャの言葉に頷いたロイドは口元に笑みを浮かべてリーシャを見つめて言った。
「ここ最近の練習で身体のバネとしなやかさが相当鍛えられていますから。ちょっとコツを教えたらあっという間でしたね。」
「そうか……頑張っているみたいだな。そういえば……アルカンシェルの舞台、リニューアルするんだっけ?」
「はい、リニューアルといっても『金の太陽、銀の月』であるのは変わらないんですけど……シュリちゃんが新たな第三の『姫』として登場するアレンジが入っているんです。彼女がメインのシーンなんかも追加されてるんですよ。」
「そりゃ凄いな……まさか最初に会った時はこんなに早く活躍するなんて思わなかったけれど……」
「ふふっ、そうですね。多分、イリアさんの導きとシュリちゃん自身の頑張りがあったからだと思います。………私なんかよりもずっと……」
「え……?」
どこか陰りのある表情を見せたリーシャを見たロイドは呆けた。
「あはは、大したことじゃ……その、ちょっと疲れたので向こうで休んでいますね。」
「そっか、お疲れ。まだまだ時間はあるからノンビリ楽しんでいこう。」
「はい……!」
そしてリーシャはロイドから去って行った。
(うーん、それにしても背はそんなに高くないのに相当……―――じゃなくて。まだ正午まで時間はあるし、俺もみんなに混ぜてもらおうかな?)
その後ロイドは仲間達が遊んでいる所に向かった…………………
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ