第55話
[6/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
わね!」
「ふふっ……天国みたいな場所ね。」
「一面真っ白です……!」
「……へえ………」
砂浜の景色に驚いたり喜んだりしたイリア達はロイド達に近づいた。
「ふふっ、お待たせ。」
真っ白なビキニを着たセシルは微笑み
「お、もう可愛い子たちに囲まれてるじゃないの〜。」
黒のスリングショットを着たイリアはからかいの表情でロイド達を見つめ
「あ、パラソルとか用意してくださったんですね。」
黄土色のビキニを着たリーシャはパラソルを見た後口元に笑みを浮かべ
「……言ってくれりゃあオレがやったのに。」
緑のインナーを着ているシュリは恥ずかしそうな表情で言った。
「「………………………………」」
一方ロイドとリィンは再び呆け
「………………………」
ランディも再び口を開けて固まり
「フッ……ルイーネ達を見ていなかったら、俺も同じ目に会っていたな。」
ヴァイスは静かな笑みを浮かべ
「ほえ〜………」
「せ、セシルさん達も………」
「やっぱりオーラが違いますね………」
「す、すごいですっ……!」
「睡魔の血を引いている者として、水着姿で圧倒されるなんて情けないよ……」
「……そんなくだらない事で張り合わないで下さい。」
キーアは呆け、エリィは疲れた表情をし、ティオは溜息を吐き、フランは驚きの表情で言い、シャマーラは疲れた表情で言い、エリナは呆れた表情でシャマーラを見つめて言った。
「あら、貴女たちだってなかなかイケてるじゃない。うんうん、眼福眼福♪」
エリィ達の言葉を聞いたイリアは振り向いてエリィ達の水着を見て笑顔になり
「ふふ、そうね。エリィちゃんやセティちゃんも思った通りすっごくグラマーだし。キーアちゃんもティオちゃんも抱きしめちゃいたいくらいだわ♪」
セシルはエリィ達に微笑み
「あ、あはは……(セシルさんの胸で言われても。)」
「フフ、ありがとうございます。」
エリィは苦笑し、セティは微笑み
「えへへ、ホントー?」
キーアは嬉しそうな表情で笑った。
「ふふっ……でも、本当に綺麗なビーチですね。」
「ま、まあ悪くないかな……―――って、アンタら、いつまでボケッとしてんだよ。」
「「ハッ………」」
シュリに睨まれたロイドとリィンは我に返り
「あぶねえあぶねえ……またもやアッチの世界に行ってたぜ。」
ランディは疲れた表情で溜息を吐いた。
「男って単純ですね。」
「ま、女性に比べたらシンプルな生き物だよね。」
ジト目で言ったティオの言葉にワジは笑顔で答え
「むむっ……これは負けてられないかも。お姉ちゃん、頑張ってね!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ