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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第53話
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て呟き、ヴァイスの言葉を聞いたセリカはヴァイスを睨み

「なにっ!?まさか………!」

ヴァイスの言葉を聞いたランディは驚いた後セリカを睨んだ。

「………ちなみにこの写真に写っている女性達―――サティア、エクリア、マリーニャ、シュリ、サリア、ナベリウス、そしてリタとレシェンテ、後はエステルやプリネ姫の使い魔の内の数人と肉体関係があるはずだぞ?なんせそれぞれ”使徒”、元使い魔、恋人等の関係で”性魔術”をしているはずだしな。」

するとヴァイスは懐から影の国で撮った写真をロイド達に見せて、それぞれの女性達を指で指し示して説明した後セリカに視線を向け

「……………………………」

視線を向けられたセリカは黙り込んでいた。



「おのれ……まさかこんなとんでもない伏兵が潜んでいたとは………!しかもスタイルを問わないどころか、見た目は子供のリタちゃん達まで喰うとは!このリア充神め!!」

「くかかかかっ!”神殺し”どころか”女殺し”でもあったのか!」

「……何を言っているのか意味がわからんな。」

悔しそうな表情で睨むランディの言葉と陽気に笑いながら言ったギレゼルの言葉ににセリカは呆れた表情で答えた。

「フッ……それともう一つだけ教えておこう。リースはこの男―――ケビンと肉体関係があるぞ?」

「ええっ!?リ、リースさんとケビン神父が!?」

「お、驚きの情報ですね………」

「何!?おのれ……!神父の癖にシスターを喰うとか何考えているんだよ、この神父は!!」

(へえ………?これは意外な事を聞いたね。フフ、”千の護手”をからかういいネタが手に入ったね。)

ヴァイスのさらなる話を聞いたロイドとリィンは驚き、ランディは驚いた後写真の中にいるケビンを睨み、着替えているワジは意外そうな表情をした後静かな笑みを浮かべた。

「……まあ、本人―――特にケビンには言ってやるなよ?あいつはリースと共に俺達とはぐれて孤立無援の状態で気絶している所をリースが気絶した奴を回復する為に”性魔術”をして回復させたらしいからな。多分、ケビン自身は知らないと思うぞ?」

「ええっ!?」

「おおっ!あの魔術か!!」

ヴァイスの説明を聞いたリィンは驚き、ギレゼルは興奮し

「”性魔術”??」

「一体何なんッスか、それは。」

ロイドとランディは不思議そうな表情をした。そしてロイドとランディにヴァイスとギレゼルは”性魔術”の説明をした。

「………………………」

「まさかそんな超うらやましい魔術があったとは!……ん?……ロイド。お前、まさかとは思うけどルファディエル姐さんと……」

説明を聞いたロイドは口をパクパクさせ、ランディは悔しそうな表情で叫んだ後、ある事に気付いて目を
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