第52話
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……―――ベル、あなたね!?」
エリィは呆れた表情をした後イリア達の背後を睨んだ。
「うふふ―――正解ですわ。」
エリィの言葉に答えるかのようにマリアベルがイリア達の背後から現れた。
「マリアベルさん……これは一体、どういう?」
「フフ、皆さんを招待したついでに日頃仲がいいと聞いている方々もお呼びしたわけですわ。ヴァイスハイト局長やギュランドロス司令、セリカさん達はこの間の通商会議の件のお礼、アルカンシェルの方々は来月始まるリニューアル公演の激励も兼ねていますけれど。」
苦笑しながら尋ねたロイドにマリアベルは口元に笑みを浮かべて答えた。
「弟君たち、やっほー。」
「ふふっ。どうもご無沙汰しています。」
「な、なんでオレまで……」
イリアとリーシャはロイド達に声をかけ、シュリは戸惑いの表情を見せ
「フッ……まさにクロスベルの綺麗所が勢ぞろいと言った所か。」
「……何だか有能な女性の将だらけだったセンタクス軍を思い出しますね……」
「うふっ♪ヴァイスハイトにとってはまさに天国と言っていい状況ね♪」
ヴァイスは静かな笑みを浮かべ、アルは苦笑し、エルファティシアはからかいの表情でヴァイスを見つめ
「全くこの男は………その女性にだらしない態度、少しは抑えたらどうですか?」
「あはは!ヴァイスにそれは無理だよ、エル姉!」
エルミナは呆れた表情でヴァイスを見つめ、パティルナは笑いながら答え
「ガッハハハハハッ!”英雄色を好む”というからな!まあ、俺はルイーネがいれば十分だけどな!」
「もう、ギュランドロス様ったら♪みんなの前なんだから恥ずかしいですよ♪」
豪快に笑いながら言ったギュランドロスの言葉を聞いたルイーネは嬉しそうな表情でギュランドロスを見つめた。
「………久しぶりだな。まさか俺達まで呼ばれるとは思わなかったが。」
「フフ、こんなにもたくさんの人達と遊ぶなんて死んでから初めての体験ですね。」
「うむ!今から楽しみじゃな!」
「は〜い♪こんなにも早くまた会えるなんてね♪」
セリカは静かな笑みを浮かべ、リタは可愛らしい微笑みを浮かべ、レシェンテは口元に笑みを浮かべて頷き、カーリアンはウインクをした。
「はは……何て言ったらいいのか。セシル姉、休暇取れたんだ?」
ロイドは苦笑した後セシルを見つめて尋ねた。
「ええ、偶然取れたところにイリアから連絡があって……ロイド達も来るというからお言葉に甘えちゃったの。迷惑じゃなかったかしら?」
「いや……すごく嬉しいよ。」
セシルの言葉にロイドは嬉しそうな表情で答え
「うおおおおおおおおおおっ!俺は夢でも見てんのか!?セシルさんにイリ
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