一話:私立カルデア学園
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いから謝らなくていいよ』
「そうか……すまないな」
「あはは、また謝ってるよー」
しかし、少々腰の低すぎるところがあるので徐々に矯正していっている最中だ。
彼が謙虚さを捨てる日が来るのかどうかはまだ誰も知らない。
「はいはい、それじゃあ今日の連絡をするわ。最近は暑いから室内にいても細目に水分補給をするように。それと最近変な笑い方をする変質者が出るみたいだからみんな気を付けるのよ」
なんとなく頭の中に2メートル越えで『デュフフ』と笑う男を思い浮かべるぐだ男。
しかし、流石にそんな男はいないだろうとすぐにそのイメージを焼却する。
「それから期末テストの期間に入るから、みんなしっかり勉強するようにね。これで連絡は終わり。今日も一日勉学に励むように!」
「もうそんな時期かー、授業は好きだけどテストは嫌だなぁ」
『授業が好きなだけ凄い』
アストルフォと話をしながらカバンから教科書を出す。
「一時間目の教科ってなんだったっけ?」
『バベッジ先生の数学』
前のテストの成績は芳しくなかったので今回は頑張ろうと心に決めるぐだ男。
しかし、人間一人で頑張ろうと思っても中々続かないものだ。
友人と一緒に勉強会を開いてみるのもいいかもしれない。
「はぁはぁ…お姉様の汗の香しい香り……プライスレスです」
「くっつくな! このテケテケ槍女!」
美少女を抱きしめる美少女。
必死に引きはがそうとするジャンヌ・オルタ。それに恍惚とするブリュンヒルデ。
愛の形とは人それぞれである。
「あぁ…この罵倒…お姉様からの愛が籠った罵倒が気持ちいいです…!」
「ああ! もう! こうならないために暑いのを我慢して外にいたのに、教室に戻ったら意味ないじゃない!!」
どうやらジャンヌ・オルタが先程廊下にいたのはそうした理由かららしい。
三蔵ちゃんも言っていたようにこまめに水分補給をするべきだろう。
「ちょ、あんた気づいてるなら助けなさいよ!」
『友人と一緒に勉強会を開いてみるのもいいかもしれないな』
「聞こえないフリしてんじゃないわよ!」
ぐだ男の恋物語はまだ始まったばかりだ。
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