第四章
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にかく」
桐子はこう小雪に言った。
「二人で天満さんから四天王寺まで行けたよ」
「それじゃあね」
「あたし達二人で一緒にな」
「同じ高校に行けるね」
二人はまだお互いに抱き締め合っていた、そのうえで笑顔でいた。そしてそこから家に帰ってそれぞれの親に験担ぎは成功して雪女のことも話した。
親達は験担ぎの成功は祝っても雪女については本当にいたの、と半信半疑だった。だが受験の結果は。
「また一緒にね」
「頑張ろうな」
合格発表の掲示板で自分達の番号をチェックしたうえでだ、小雪と桐子は笑顔で言い合った。そして高校だけでなく大学でもだった、二人は一緒にテニスを楽しみ親友同士でいたのだった。
雪女 完
2016・7・27
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