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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
第51話
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れていると思う?」

「そーなの?……本当にそうなのかな………」

「……?」

キーアが呟いた言葉を聞いたロイドは不思議そうな表情でキーアを見つめた。

「……えへへ。なんかわかんなくなっちゃった。あ、でも、みんなちょっと元気になったみたいだねー?えへへ。やっぱりロイドはすごいなー。」

「いや、俺のせいってわけじゃないと思うんだけど……でも、せっかくだからみんなで目一杯楽しもう。テーマパーク。すごく楽しみにしてただろう?」

「うんっ!キーア、観覧車に乗りたいー!あと、ティオといっしょに『みっしいにキック』もしたいかな〜!」

「『みっしぃにキック』って……子供の間で流行ってるんだっけ?うーん、ティオはちょっと年齢制限に引っかかりそうだけど。」

無邪気笑顔を見せて言ったキーアの言葉を聞いたロイドは戸惑いの表情を見せた後苦笑した。



「―――そのあたりのマナーはわきまえているつもりですが。」

するとその時ティオがエリィ達と共にロイド達に近づいてきた。

「ティオ、それにみんな……」

「あれー、どうしたのー?」

「ウォン。」

「ふふ、何となくみんなで集まっちゃったというか……」

「それに、そろそろ到着するみたいだからね。」

「ああ、そうか。」

ワジの言葉を聞いたロイドがキーアと共に振り向くと水上バスはミシュラムの港に近づいていた。

「わあ〜っ………!」

ミシュラムを見たキーアは嬉しそうな表情で声を上げ

「綺麗ね……」

「本日晴天、行楽日和ですね!」

「まさに遊びにとっても適している天候だね!」

「シャマーラ、あまりはしゃぎすぎて皆さんに迷惑をかけたら駄目ですよ?」

「フフ、こんな時ぐらいは別にいいじゃないですか。滅多にない機会なのですし。」

エリィは微笑み、ノエルとシャマーラは嬉しそうな表情で言い、シャマーラを諌めるエリナにセティは微笑みながら言い

「よーし、ガンガン、テンション上がってきたぜ〜!」

「休暇なのに、疲れるぐらい楽しんでしまうかもしれないな……」

ランディは嬉しそうな表情で言い、リィンは苦笑していた。



その後水上バスはミシュラムの港に到着した……………
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