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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜英雄達の大粛清〜中篇
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―――大丈夫よ!既に両政府から許可は貰っているわ!……ええ……………」

しかしヴァイスとヴァイスに指示されたルファディエル、ギュランドロスの喝に我に返った後真剣な表情で答え、そして会議室を出て、会議室前にいる警官達に指示をした後エニグマで通信をしながら同じように通信をしながら飛行するルファディエルと共に走り去り、さらにダドリーに指示をされた警官達は拘束されたシグムント達と共に会議室から出て行き

「う、嘘……!こんな大捕り物、もう2度ととれないわ!?で、でもこっちのスクープも気になるし……!ああもう、仕方ない!レインズ君!大至急課長に今の出来事を報告しなさい!」

「わ、わかりました!」

「私達も行動しないと!」

「カルバードにとっても見逃せない記事だ!クッ……だが、こちらはこちらでかつてないほどのスクープが取れそうだから今この場を離れられないのが口惜しい……!仕方ない!黒月の検挙の取材は君に任せる!」

「はい!それでは行ってきます!」

その様子を見たグレイスは驚いた後考え込み、そして悔しそうな表情をした後カメラマンに指示をし、指示をされたカメラマンはエニグマで通信を始め、さらに周囲のマスコミ達も騒ぎ始めて部下に行動を命じたりし、命じられたマスコミ達はそれぞれ急いで会議室を出て行った。

「………………………」

一方ロイドは口をパクパクして固まり

(し、信じられない……!まさかエレボニアとカルバードに冤罪を押し付けて強引に赤い星座と黒月の検挙の許可を取った挙句、ロックスミス大統領と鉄血宰相の失脚を狙うなんて……!)

(ほ、本当にいいんでしょうか……?こんな大それたことをしてしまって………)

エリィは信じられない表情をし、ノエルは不安そうな表情をし

(アハハ!本当にあのロックスミス大統領と鉄血宰相を嵌めたじゃないか!凄すぎるよ!)

(あ、ああ………まさかメンフィルが手を組んでまで、そこまでするなんて………思ってもいなかったな……)

(さすがルファディエル姐さん!まさに敵無しッスね!)

(マジで凄すぎです、ルファディエルさん………!というか今ここで歴史的に残る場面が起こった瞬間に立ち会った気がするのですが。)

ワジは笑顔で言い、リィンは驚きの表情で言い、ランディは嬉しそうな表情で、ティオは静かな笑みを浮かべてそれぞれ小声で言った。

「―――ロイド!お前達も行け!お前達は応援の警官や警備隊員が来るまで先行して地下で拘束され、ルイーネやリタ達に見張られている赤い星座、黒月、テロリスト達を全員地上まで連れて行った後、ダドリーかルファディエル、あるいはセルゲイの誰かから指示を仰げ!」

するとその時ヴァイスはロイド達に振り向いて指示をし

「!!了解しました!」
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