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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜英雄達の大粛清〜前篇
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うことだ!?帝国政府が国際犯罪組織を運用するなど、世界中にエレボニア皇族どころか、エレボニア帝国に恥をかかせるつもりか!”身喰らう蛇”の危険性は”異変”の解決に貢献した私でもわかる!奴等はこのゼムリア大陸中の平和を乱す国際犯罪組織である事を!そして私は奴等とも剣を交えた!まさか”赤い星座”を使って私の暗殺を狙っていた上、さらに”身喰らう蛇”を使って遊撃士協会の戦力の低下も考えていたのか!?」

するとその時オリヴァルト皇子は机を拳で強く叩いた後、怒りの表情でオズボーン宰相を睨み

「お、お待ちください!そのような事は決して……!その前にもう一つお聞きするべきことがあるので、その答えを聞くまでお待ちください。……リフィア殿下。帝国政府が赤い星座を雇い入れ、貴女達お二人の暗殺を謀ったという情報はどこで手に入れたのですか?」

睨まれたオズボーン宰相は慌てた表情で答えた後、気を取り直してリフィア皇女を見つめて尋ねた。

「それは勿論、我等メンフィル帝国の諜報部隊が手に入れた貴重な情報だ。」

「!!……ならば当然、その証拠をお持ちでいらっしゃるのですね?」

そしてリフィア皇女の話を聞いたオズボーン宰相は目を見開いた後不敵な笑みを浮かべて尋ねたが

「当然あるが……貴様らに開示する義理はない。―――世界中から”百日戦役”の”真実”すらも隠した貴様らにはな。その”真実”は我が妹、プリネの守護者の一人であるレオン少佐が知っているといえば、わかるだろう?」

「…………フン……………お望みとあらば、この場で説明させてもらうぞ?貴様らエレボニアの愚行を世界に知らしめるいい機会だしな。」

尋ねられたリフィア皇女は不愉快そうな表情で答えた後不敵な笑みを浮かべ、リフィア皇女の言葉に続くようにレオン少佐はオズボーン宰相を見つめて嘲笑した後マスコミに視線を向けながら口元に笑みを浮かべて呟き

「宰相閣下!エレボニア政府が”百日戦役”の”真実”を隠したとはどういうことですか!?」

「リベールにとっても他人事ではないわ……!一体どんな真実が……!?」

「レオン少佐!詳細な説明をお願いします!」

ロイド達の背後にいたエレボニアから派遣されているマスコミは驚きの表情で叫び、さらにリベールから派遣されているマスコミは信じられない表情をし、グレイスはレオン少佐を見つめて叫び

(なあっ!?”ハーメル”の件とメンフィルの国力や戦力を盾に、力押しでエレボニアにメンフィルがでっち上げた冤罪を認めさせるつもりかよ!?そしてマスコミ達をこの場に連れて来たのはこの為か!!おいおいおい……!”六銃士”や”叡智”がメンフィルと手を組むなんて、一体どうなってんだ!?)

「……………!(ま、まさかルファディエルさんの策とはメンフィルがオリヴァル
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