第49話
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なんですか?」
それを見たティオは尋ね
「―――赤い星座にエレボニア帝国宰相、皇族を狙った不届きなテロリスト達を処刑する事を許可した帝国政府が渡した委任状だ。」
尋ねられたヴァイスは口元に笑みを浮かべて書状に書かれてある内容を言った。
「「なっ!?」」
「…………………」
「エ、エレボニア政府がそんな事を……!?」
「無茶苦茶です……!」
ヴァイスの話を聞いたロイドとノエルは厳しい表情で驚き、ランディは目を細め、リィンは驚き、ティオは怒りの表情で呟き
「自治州第19条3項……両帝国、共和国政府によるクロスベルでの公的執行権はこれを認めるものとする………ですね……!」
「つまり彼らはエレボニア政府に認められた処刑人だったわけか。やれやれ……用意周到だね。」
エリィは複雑そうな表情で呟いた後怒りの表情で唇を噛みしめ、ワジは真剣な表情で呟いた後厳しい表情をした。
「―――それだけじゃないわ。赤い星座にテロリスト達を処刑する事によって”鉄血宰相”は政治的に利用としていたのよ。」
「な!?」
「……ま、まさか………!」
そしてルイーネが呟いた言葉を聞いたロイドは驚いた後厳しい表情をし、エリィは怒りの表情で呟き
「―――ま、お前達が想像している通りだと思うぜ?―――だが、その計画も今この場で完全崩壊してしまった。そして”鉄血”は今回の件で政治的に追い詰められる立場になるぜぇ?」
ギュランドロスは頷いた後凶悪な笑みを浮かべ
「ええっ!?」
「あの怪物みたいな人がですか……!?」
「し、信じられない……!」
ギュランドロスの言葉を聞いたエリィやティオ、リィンは驚き
「―――まさか!それも全てルファ姉の策なんですか!?」
ロイドは驚きの表情で尋ね
「―――ええ。それでは手分けして赤い星座の拘束を手伝って下さい。」
アルは頷いた後ロイド達に指示をした。その後赤い星座を拘束し終えたロイド達は拘束したテロリストや赤い星座達を見張る為にルイーネ達をその場に残し、ヴァイスとカーリアン、そして何故か気絶したシグムントとテロリストをそれぞれの片手に担いだギュランドロスと共に首脳陣がいる会議室に向かった。
〜ジオフロントC区画〜
ロイド達がヴァイス達がいる広間に来る少し前、テロリスト達を追っていたダドリーとアリオスがルファディエル達がいる広間に到着し、周囲の状況を見て驚いた。
「なっ……!?テロリストどころか、”黒月”の構成員まで……!――――ルファディエル!これは一体どういう事だ!?」
地面に倒れて気絶している黒月の構成員達を見たダドリーは驚いた後真剣な表情でルファディエルを見つめて尋ね
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