第67話《リトルギガント》feat.シリカ
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チェンジ》だ!!!」
『すっげぇーーーーーー!!!!!』
メテオさんの説明と合体した《ドラグロンダイト》を見てライリュウさん、ライトさん、ミストさんが目を輝かせました。でもあたしやミラさんやキャンディさんはそこまで共感しませんし、全く興奮しません。
メテオさん曰く、二刀流で敵を斬り刻んだり峰で叩き潰したりする二刀流形体が《ドラグロンダイト・双モード》。二本の剣を合体させて大きな振りと広い刃渡りで敵を斬る、ライリュウさんが本気を出せる両手剣形体が《ドラグロンダイト・大モード》だそうです。
「マジですげぇなメテオ!よくこんな武器作れたな!」
「HA〜☆HA☆HA☆HA☆レプラコーン驚異のテクノロジーなめちゃいけないよ」
「武器の合体は男のロマンだぜ!よく分かってんじゃねぇか兄貴!」
「そうだな!なあ、これからはメテオに《リトルギガント》の専属スミスになってもらうってのはどうだ!?」
『イイネ!』
あたしたちが分からない事を話し合っている内に、メテオさんが《リトルギガント》の専属スミスになってしまいました。あたしには別に大した影響はないんですが、ミラさんやキャンディさんがこれからはこの男のロマンなる、よく分からない空間にいなければいけないのが何だか可哀想で仕方がありません。
「全く・・・龍星兄ももうパパなんだから、少しは大人になってほしいな」
「そういえば赤ちゃん産まれたんやっけ?」
「本当ですか!?」
「うん!今度ウチに会いに来る?まだ龍星兄もお義姉さんもまだウチにいるから」
『やったぁー!!』
龍星さんとその奥さんのーーー雪乃さんでしたっけ?あのお二人の子供なら、かなり可愛い赤ちゃんが産まれたんだろうなーーー絶対この目で直接見たいです!結果的にライリュウさんは叔父さんになって、ミラさんも叔母さんになったんですよね。お二人も時々お世話をお手伝いするようですし、もしかしたら現実で結婚する前に子育てがプロ級になるかもしれませんね!ミラさんは現実ミストさんと恋人でALOじゃ結婚してますし、あたしもライリュウさんとーーー
「ボフン!?/////」
「え!?シリカちゃん!?」
「いきなりどうしたん!?」
「い、いえ!何でもありません!!/////」
『???』
あたしったら何て事をーーー確かにライリュウさんはあたしを助けてくれた命の恩人で、あたしはそんな彼に惹かれたんだけれど、ライリュウさんから見たらただの妹分であってーーー
「シリカ」
あたしがそんな考え事をしていたら、突然キャンディさんが話しかけてきた。
「あんた・・・アリーと一緒にライリュウ中心ハーレム作れや!多少は意識変わるから!」
「えぇーーー!?」
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