第五章:冥界合宿のヘルキャットと 熾鏡龍神
AwakeningU:熾鏡龍神との夢逅/リアスの実家
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う…
そう思った時。
バゴォォォォォン!!!!!
建物が地震に合ったかのように揺れ、ものを壊す音が聞こえてくる。
築くとちょっと先に得る扉が破壊されていた
まったくどんな喧嘩をしているんだ…
そして部長はそれが気になったのか、スタスタと扉に向かった。
「まったく、だから開始前の会合など要らないと進言したんだ」
サイラオーグさんもため息を吐きながら部長の後に続いた。
中に入ると、破壊しつくされた大広間があった。
原因ははっきりしている。
中央で睨み合っている二つの眷属だ。
「ゼファードル、こんな所で戦いを始めても仕方なくて?死ぬの?死にたいの?」
女の悪魔がクールに殺意を向ける。
「ったく、魔王眷属の女どもはどいつもこいつも処女くさくて敵わないぜ!
せっかく俺が開通式をしてやろうってのによ!」
どう見ても原因はあいつのセクハラ発言だな。
あのゼファードル手人は顔にタトゥーを入れていて、緑の髪を逆立てている。
上半身も裸に近く、更には体にもタトゥーを入れていて、
更にその上に装飾品をジャラジャラ着けていた。
どこからどう見ても現代の不良だな。
「無駄な物には関わりたく無かったのだがな…」
首を揺らしながら音を鳴らし、二つの眷属の元へと歩いていくサイラオーグさん。
そしてそれを止めようとしたイッセーを部長が止めていた。
「イッセー、彼をよく見ておきなさい」
「何でですか? 従兄弟だから?」
「彼が、若手悪魔ナンバーワンよ」
ナンバーワン、その言葉に驚くイッセーを尻目にサイラオーグさんは両陣営の間に立った。
若手悪魔ナンバーワンか…ならあの時感じた力に合点が行くな
「アガレス家のシーグヴァイラ、グラシャラボス家のゼファードル。
いきなりだが最後通告だ。次の言動しだいで俺は拳を容赦なく放つ」
「てめえには関係ねえだろ!!」
「これは私達の問題です」
サイラオーグさんの通告に一歩も引かない二人、そんな二人を見て俺は独り言のように
注意を促す。
「まったく、周りの迷惑もいいところだな…」
その言葉に反応したのは、ヤンキ不良もといゼファードルだった。
「おいてめえ… 今なんつった!!」
ゼファードルは此方に近づき、俺の胸ぐらを掴む。
「お前下級悪魔だな、しかも転生かよ、よくも俺にナメた口をきいたな!!」
「よしたほうがいいぞゼファードル、そいつは和平会談の事件の際に
前魔王の地を継いでいるカテレア・レヴィアタンを瞬殺した男だぞ」
いつの間に俺がやったことが広まってる…
なんか徐々に人気者になっているよな予感がする…
だが、この男はサイラオーグさんの忠告を無視する。
まった
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