第五章:冥界合宿のヘルキャットと 熾鏡龍神
AwakeningU:熾鏡龍神との夢逅/リアスの実家
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「…… イッセー先輩には関係ないです…」
それ以上イッセーは何も言えなかった。
今のは明らかな拒絶だ… 小猫ちゃん自身、触れて欲しく無いのだろう。
まあ、誰にでも触れてほしくない過去ぐらいあるだろう。
「…… そっか、でも思いつめないでね小猫ちゃん。」
この会話を聞いてるとなんだか胸が痛むな…
俺はこの会話を聞いた後普通に食事を済ませた…
次の日、俺達は若手悪魔の会合に参加するべく、冥界の首都に向かっていた。
着くまでは割愛するが、本当に酷いものだった。
道を行けば『リアス様ー!』と黄色い声援が飛び交い、
さらには、『木場様ー!』とゆう声援が飛び交っていた。
それこそ人気アイドルグループのライブ会場なのでは無いかと錯覚してしまうほどだ。
改めて、部長は人気者でありお姫様とゆう事が分かった。
そして、会場に着くと、部長が顔を引き締めていた。
「皆、上にいるのは将来の私達のライバルよ。無様な姿は見せられない」
そう言う部長の声は何時もよりも気合いが入っていて凄みがあった。
他の皆も緊張していて、心を落ち着かせたりしている。
若手悪魔たちか…しかも将来有望の。どんな人たちだろう
使用人の後に着いていくと、一角に複数の人影があった。
「サイラオーグ!」
どうやら部長の知り合いらしい。
あっちも部長を確認して此方にやって来る。
見た目は俺達と同い年位の男で短髪黒髪の野性的なイケメンだ。
しかも相当強いな…俺でも負けそうな気がするな…
「久し振りだな、リアス」
「ええ、懐かしいわ。変わりなくて何よりだわ。彼はサイラオーグ。私の従兄弟よ」
「サイラオーグ・バアル。バアル家の次期当主だ。所で噂の赤龍帝と異世界の戦士はどいつだ」
「彼らがそうよ」
すると、サイラオーグさんは俺とイッセーところにやって来て
フレンドリーに肩を叩いて笑いかけてきた。優しくていい人だな。
「そうか! お前達があの赤龍帝と異世界の戦士か!サイラオーグと呼んでくれ」
「ど、どうもリアス・グレモリー様の『兵士』の兵藤一誠ですよろしくお願いします!」
「よろしくお願いしますサイラオーグさん。同じく眷属の龍華翔一です。よろしくお願いします」
豪快な性分に少したじろいたが何とか立て直して俺達は握手を交わした。
「それで?こんな所で何をしているの?」
「ああ… あまりに下らないから抜けてきたんだ」
「他のメンバーも来ているの?」
「アガレスもアスタロトも既に来ている。
あげく、ゼファードルだ。着いた早々アガレスとやり合い始めてな」
サイラオーグさんは心底嫌そうな顔をしていた。
一体何をやっているんだ、まあおそらく喧嘩だろ
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