第10話
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てことでしょう?』」
「クスクス、この録画した映像、シャロンお姉さんなら高く買い取ってくれそうでちょっとしたおこずかい稼ぎができるかもしれないわね♪」
口をパクパクするアリサの問いかけにユーシスはからかいの表情でアリサが口にした言葉を繰り返し、レンはからかいの表情で呟き
「や、やめてええっ!!あれはリィンの恥ずかしい台詞をそのまんま返しただけで……っ!というかレン!何で携帯型ビデオカメラ(そんなもの)を持っているのよ!?今すぐその映像データを抹消しなさ――――い!!」
アリサは顔を真っ赤にして悲鳴を上げて言い訳をした後レンを睨んで怒鳴った。
「フフ………悪いとは思ったが、良い場面に立ち会わせてもらった。」
ガイウスは微笑ましそうにアリサを見つめ
「ああもう、なんで私が一番、恥ずかしい人になってるの!?ええい、こうなったらあなた達も加わりなさいっ!恥ずかしい青春トークを一緒にぶちまけてもらうわよ!」
クラスメイト達に微笑ましそうに見つめられたアリサは顔を真っ赤にして首を横に振った後レン達を睨んだ。
「ふんっ……お断りだ!」
「勿論レンもそんな恥ずかしい事をするつもりは全くないわよ♪」
アリサの命令に対してユーシスとレンはそれぞれ答えた。
「……お疲れだったな。」
一方その様子を微笑ましそうに見つめていたガイウスはリィンを労った。
「いや、こちらの方が力づけてもらったくらいさ。―――なあ、ガイウス。」
「なんだ?」
「本当に―――いい所だな。」
「ああ……そうだろう?」
そしてリィンとガイウスは夜空を見上げた。
〜深夜〜
一日の疲れを取るかのようにベッドでぐっすり眠っていたアリサだったが、どこかの遊園地らしき場所でリィンとデートし、観覧車で互いを抱きしめて自分からリィンに口付けする瞬間で目を覚ました。
「!!!(な、何なの今の夢……!?)」
目を覚ましたアリサは顔を真っ赤にして飛び起きて、ドクンドクンと鼓動する胸を片手で抑えた。
(私……もしかしてリィンの事………………)
リィンへの恋心に気付いてしまったアリサは湯気が出る程の真っ赤な顔でリィンとユーシスが眠っている場所を見つめた。
「…………………………」
そしてアリサはベッドから出てリィンが眠っているベッドに移動して眠っているリィンを見つめ
「ありがとう、リィン…………ん…………」
なんと眠っているリィンの唇に口付けをした。
「〜〜〜〜〜っ〜〜〜〜〜!!!?(わ、私ったら何て事を…………!)」
そしてすぐに我に返ったアリサは湯気を出す程顔を真っ赤にした後慌ててリィンから離れて自分のベッドに飛び込むように
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