暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第三十二話 あちこち回ってその十六
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
そんなに食べて?」
「はい。それでお昼なんて」
 天理高校ではお昼は給食になっています。赤いお弁当箱の中におかずがあって白い御飯は金属の大きな箱、所謂ばっかんの中に入れられて教室に持って来られます。御飯はめいめいで御椀に入れてそのうえで食べます。御飯は基本的にどれだけ食べてもいいです。
「もう大盛りで三杯は」
「それだけ食べて太らないの?」
「いえ、全然」
 あっさりとした調子で答えてきました。
「それどころか最近体重減ってきました」
「何で減るのよ」
 今もそれだけ食べてって思います。そのすらりとしたスタイルがそのままなんて。どう考えてもおかしいです。どういった身体の構造なんでしょうか。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ