外伝〜叡智の罠〜
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笑みを浮かべてシグムント達を見つめて尋ね
「ほう……?」
尋ねられたシグムントは凶悪な笑みを浮かべた。するとその時
「へ〜………さすがはあの”闘神”の弟だけあって、兄に負けないほどのとんでもない闘気ね♪」
「ククク……久方ぶりに楽しめそうな奴等だの。」
なんとカーリアンとハイシェラがシグムント達の背後に現れた!
「なっ!?や、奴は……!」
「”戦妃”カーリアン……!」
「何故奴がこんな所に……!?」
カーリアンを見た猟兵達は驚き
「わお!ここで”戦妃”まで現れるなんて!蒼い髪のおねーさんもかなりできるね♪面白くなってきたじゃない!」
シャーリィはカーリアンとハイシェラを見て嬉しそうな表情をし
「なっ――――”戦妃”だと!?まさか貴様ら、メンフィルと手を組んだのか……!」
カーリアンを見たシグムントは信じられない表情で叫んだ後、ヴァイス達を睨んで叫び
「少し違いますね。互いに利益がある為、”一時的に”協力しているだけです。」
「それに今の貴方達”赤い星座”の立場はエレボニアに保証されている立場どころか、メンフィル帝国の手配によって国際的な犯罪者の集団の扱いになっています。」
シグムントの言葉にアルとエルミナはそれぞれ答え
「なんだと……!?」
エルミナの言葉を聞いたシグムントは驚きの表情で声を上げた。するとカーリアンは書状を片手に持って言った。
「―――国際犯罪組織、”身喰らう蛇”に力を貸した事やリベールのロレント襲撃をしようとした件により、貴方達”赤い星座”は”身喰らう蛇”の構成員とみなし、国際犯罪者扱いよ♪―――で、私があんた達の拘束をリウイ達から頼まれている訳♪……あ、ちなみに万が一あんた達を殺しちゃっても罪に問われないことになっているわ♪」
「我もメンフィルから直々に頼まれただの。クク……我に当たるとは運のいい奴等だの?」
「―――当然、俺達クロスベル警察、警備隊共にメンフィルより委任状を貰い受けている。―――貴様ら”赤い星座”を拘束する委任状をな。」
「ガッハハハハハッ!そう言う事だ!当てが外れて残念だったな!」
「ウフフ……無駄な抵抗はしない方がいいわよ?もし抵抗して来たら罰として2度と戦えない身体にしてあげる♪」
「アハハ!それにしてもあたし達が全員いる状態で来るなんて、あんた達、ついているね♪」
「―――ま、今回は相手は悪すぎたわね。」
カーリアンに続くようにハイシェラ達がそれぞれ書状を出した後、エルファティシアは杖を掲げ、それぞれの通路へと続く道を光の魔力でできた壁を作って逃げ道を防いだ!
「そ、そんな………!」
「お、俺達が国際犯罪者………!」
「”赤い星座”は
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