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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜叡智の罠〜
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達を挟み撃ちした!

「あ、”嵐の剣神”に”真銀の霊女”、それに”紅き魔女”だと!?」

セリカ達を見たラウは信じられない表情で声を上げ

「馬鹿なっ!?一体どうやって我々の背後に……!」

ツァオは驚きの表情で声を上げた。

「姿を隠すアーツをそれぞれかけ続け、さらに物陰で気配を断って隠れていたのよ。」

「姿を隠すアーツ――――ホロウスフィアか……!」

ルファディエルの説明を聞いたラウは驚きの表情で声を上げた。するとその時ルファディエルは杖を掲げ、ルファディエルが杖を掲げるとそれぞれ通路へと続く道が魔力によってできた光の壁によって防がれた!

「………どうやら本当に我々と敵対するつもりのようですね?我々に手を出せば”どうなるか”、わかっている思いますが?」

それを見たツァオは表情を歪めながらルファディエル達を睨んで尋ねた。すると

「――――傭兵、セリカ・シルフィル殿。何故貴方方がここに来たのか彼らに教えてあげて下さい。」

ルファディエルは静かな口調でセリカ達を見つめて言い

「ああ。――――お前達”黒月”に拘束及び処刑の委任状をメンフィル帝国からもらい、お前達の拘束及び処刑の依頼を俺達が受けている。」

見つめられたセリカは答えた後懐から何かが書かれた書状を出した後片手に持った状態で広げて言い

「ちなみに私達も主と同じですよ。」

「うむ!残念じゃったな!」

セリカに続くようにリタ、レシェンテも同じ書状を出した後片手に持った状態で広げて言い

「――――そして私達もメンフィル帝国から委任状を貰っているわ。―――セリカ・シルフィル殿以下3名の援護をするようにと。」

さらにルファディエルも書状を出した後片手に持った状態で広げて言い

「くかかかかっ!まんまと罠にひっかかてやがるぜ!」

「あっははははっ!そういう事だからあたい達は殺しはできなくても、あんた達と存分に戦えるって訳さ!」

「―――銀の言う通り、お前達の相手はあまりにも悪すぎた。」

「大人しく縛につくがいい!」

「フハハははハッ!少シは楽シまセロよッ!!」

ルファディエルに続くようにギレゼル、エルンスト、ラグタス、メヒーシャ、ラテンニールもそれぞれ書状を出して言った!



「!!!」

「馬鹿なっ!?メンフィル帝国がだと……!?一体何の容疑で……!」

セリカ達が出した書状を見たツァオは目を見開き、ラウは声を上げた。

「――――昨夜、メンフィル帝国の諜報部隊から情報があった。”黒月”がカルバードのテロリスト達と共謀して、今回の通商会議に出席したリフィアとレンの暗殺を謀っているとな。そして急遽リウイやリフィア達と親交のある俺達が雇われ、さらに手が足りない為、ル
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