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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜二大国の想定外〜後篇
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イーネが後ろに跳躍して回避したその時!

「術式を展開します!オスクルナミス!!」

「グアアアアアアアアアア――――ッ!?」

アルがSクラフト―――オスクルナミスを放ち、オスクルナミスによる怒涛の暗黒属性の球体を受け続けたテロリスト達は悲鳴を上げた!

「ヴァイス!俺達も決めるぞ!」

「ああっ!」

そしてその時、ギュランドロスとヴァイスはテロリスト達を挟み撃ちにした後猛攻を続け

「「双覇の挟撃!!」」

最後は膨大な闘気と共に2人同時に駆け抜けて武器を振るって闘気を解放し、2人が駆け抜けると闘気による大爆発、オスクルナミスによる暗黒の大爆発が起こった!

「ギャアアアアアアアアアア――――ッ!?……………」

立て続けに強力な攻撃を受けたテロリスト達は悲鳴を上げた後地面に倒れて気絶し

「グッ……かくなる上は…………!」

リーダーだけは唯一まだ意識が残っており、地面に跪いた状態で懐から何かのリモコンを出したが

「無駄です!」

「なっ!?」

アルの銃撃によってリモコンは破壊された。そしてギュランドロスはリーダーに近づき

「眠ってろ!!」

クラフト―――延髄砕きをリーダーの腹に命中させ

「カハッ!?……………」

ギュランドロスの重い拳を腹に受けたリーダーは呻いた後地面に倒れて気絶した!

「ま、こんなもんだね。後は”どっち”かが来るのを待つんでしょ?」

戦闘が終了するとパティルナは呟いた後エルミナに尋ね

「……その前に武装を解除し、拘束します。……”彼ら”が来る前に手早く済ませますよ!」

尋ねられたエルミナは静かな口調で答えた後言った。

「さぁて……”どちら”が来るんだぁ……?俺としては”赤い星座”の方がいいんだけどなぁ?」

一方ギュランドロスは好戦的な笑みを浮かべて呟いて自分達が来た方向を見つめ

「お前が言うと本当にその通りになるから洒落にならないんだよな……」

「確かにこの男が言うとそうなりかねないわね……」

「赤い星座と対峙する確率は二分の一の上、そこに今までのギュランドロスの予想の的中率を含めると、かなりの高確率になります。」

「フフ、そうよね♪なんてたってギュランドロス様なんだから♪」

ギュランドロスの言葉を聞いたヴァイスは苦笑し、エルファティシアは溜息を吐き、アルは淡々と言い、ルイーネは微笑んでいた。そしてヴァイス達はテロリスト達の武装の解除。拘束を行い始めた。そしてルファディエル達とヴァイス達。それぞれがテロリスト達の拘束を終え、少し時間が経つと驚くべき人物達が広間にやって来た……………
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