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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜二大国の想定外〜前篇
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捨てなさい!」

「あたしはクロスベル警備隊所属、パティルナ・シンク中尉!抵抗してもいいけど、痛い目にあうのがオチだよ?」

リーダーの怒鳴りを聞いたヴァイス達はそれぞれ名乗った!

「な……!?」

「”六銃士”だとっ!?何故こんな所に……!」

「おのれ……!民の為に戦い続けた貴様らは目指す道は違えど、我等と同じ志を持つ者達と思っていたのに何故我々の道を阻む!?」

ヴァイス達の名を知ったテロリスト達は驚いたり睨んだりした。すると

「―――愚か者共が!よりにもよって俺達が貴様らと同類だと……!?」

「目的の為に手段を選ばねぇてめぇらと俺達を一緒にするな!この屑共が!」

ヴァイスとギュランドロスが怒りの表情でテロリスト達を睨んで怒鳴った!

「くっ、黙れ!」

「誇りを忘れて空しき繁栄を貪るだけの愚民どもがっ!」

するとテロリスト達は唇を噛みしめたり、反論し

「うわ〜………反省する気は全然ないようね。……ま、最初からわかっていたけど。」

「本当に愚かな者達ですね……」

エルファティシアは呆れた表情でテロリスト達を見つめ、エルミナは蔑みの表情でテロリスト達を見つめていた。

「……―――我々とて無関係の者を巻き込むのは本意ではない。だが、これ以上あの男を放置すれば帝国は滅茶苦茶になってしまう……それを邪魔するというのであれば何者であれ容赦はしない!」

一方テロリスト達のリーダーは静かな口調で答えた後叫び

「フン、そんな事は自国でやれ!―――貴様らには今回の通商会議を荒らした責任をとってもらうぞ。」

ヴァイスは不愉快そうな表情で叫んだ後武器を構え

「敵部隊の制圧を開始します!」

「そんじゃあ、さっさと眠ってもらうよっ!!」

アルやパティルナも武器を構え

「俺達”六銃士”の力……思い知るがいい!屑共!」

「早急に制圧するわよ!」

「はい!」

「この後に控えている戦闘の為にもさっさと終わらせてもらうわよ!」

ギュランドロスは武器を構えて叫んだ後続くようにルイーネ、エルミナ、エルファティシアは武器を構えた後戦闘を開始した!



こうしてルファディエル達とヴァイス達は両国のテロリスト達との戦闘を開始した……………!
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