第48話
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壊する。」
剣を構えたレオン少佐がティオに警告し
「え……?は、はい。」
警告を聞いたティオは一瞬戸惑った後端末を持って下がった。すると
「荒ぶる炎の渦よ……!鬼炎斬!!」
レオン少佐が炎を纏ったすざましい斬撃を放ってシャッターを真っ二つにして破壊した!
「なっ!?」
「す、凄すぎる……!」
それを見たロイドやリィンは驚き
「ヒュウ!さっすが元”結社”の”執行者”だねぇ?」
「フフ、さすがは”剣帝”と呼ばれるだけはあるわね。」
レクター書記官は口笛を吹いた後口元に笑みを浮かべ、キリカ補佐官は静かな笑みを浮かべて言った。
「よし……道は開いた!追うぞ……!」
そしてアリオスの号令によってロイド達は破壊されたシャッターの先にある通路へと行き、エレベーターのボタンを押したが反応はしなかった。
「クソッ!ここで足止めか……!」
「ティオ、難しいとは思うけど頼めるか?」
「……わかりました。やってみます。」
反応がないエレベーターをダドリーは忌々しそうに睨み、ロイドに言われたティオはエレベーター脇にあるコネクタに導力ケーブルを接続し端末を操作を再開した。するとその時、ダドリーのエニグマが鳴り、鳴っているエニグマに気付いたダドリーは通信を開始した。
「―――私だ。ああ、何とかこちらは凌いだばかりだが…………………なに?連中がエレベーターで地下へ降下しているだと……?」
「ど、どうして……?」
「屋上にある飛行艇で逃げるつもりじゃ……?」
通信を聞いた後眉を顰めて呟いたダドリーの言葉を聞いたノエルとエリィはその場にいる全員と共に不思議そうな表情をした。
「んー、考えられるとしたら。飛行艇に搭載した導力爆弾を自爆させるってところか?」
するとその時レクター書記官が自分が推測した事を口にし
「な……!?」
「そうか……確かにそれならば……」
「このビルごと宰相たちを葬り去れるというわけか……!」
推測を聞いたロイドは驚き、アリオスやミュラー少佐は厳しい表情をし
「確かに、テロリストたちならそこまでやりかねないわね。」
「……目的の為には手段は選ばんのがテロリストだからな。」
「くっ、愚かな……」
キリカ補佐官とレオン少佐は静かな表情で呟き、ユリア准佐は唇を噛みしめ
「さすがにピンチだね……」
ワジは疲れた表情で呟き
「クッ、こうなったら屋上と地下まで続く非常階段のシャッターをそれぞれ破壊しつつ進むしかないか……!」
ダドリーは唇を噛みしめた後非常階段がある方向を睨んだ。
「…………いえ…………どうやら何とかなるかもしれません。」
するとその時端末を操
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