第47話
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は厳しい表情をし
「……オルキスタワーの制御を奪われたようです。昨日のハッカーの仕業かもしれません。」
ティオは自分の推測をロイド達に言った。
「くっ、俺達も行くぞ!とにかく35Fに降りて首脳達の安全を確保しないと!」
「―――了解です!」
「エレベーターが駄目なら非常階段しかなさそうだな!」
ロイドの指示にノエルとランディは力強く頷いた。そしてロイド達は35Fに向かう為に非常階段に急行した。
非常階段に急行したロイド達だったがシャッターによって道を防がれていた。
「さ、さっきまで通れたはずなのに……!」
閉まっているシャッターを見たノエルは信じられない表情で呟き
「ティオ、行けるか?」
「……何とかやってみます。」
ロイドに言われたティオはシャッター脇のコネクタに導力ケーブルを接続した。
「………………少々やっかいですね。でも、これなら何とか……」
ティオが端末を操作するとシャッターが開いた。
「開いた……!」
「さすがティオすけ!」
「こんな短時間で解除するなんて……!」
それを見たエリィは明るい表情をし、ランディは称賛し、リィンは驚いた。
「いえ、セキュリティが低めに設定されていただけです。ですが今の解除で他の扉のセキュリティが強化されてしまいました。とても全部を開いていられないかもしれません。」
「そりゃまた用意周到な……」
ティオの話を聞いたワジは溜息を吐き
「くっ……とにかく下に降りるぞ!」
ロイドは仲間達と共に走り出し、下に向かって行った。一方その頃テロリスト達はエレベーターで35Fまで来た後会議室に向かったが既に待機していたダドリーと警官達による銃撃戦を繰り広げていたが、銃撃戦の間になんと手榴弾を投げた!
「うわあ〜っ!」
「ぎゃっ!」
「くっ……!」
手榴弾の爆発に巻き込まれた3人は吹っ飛ばされた!するとその時、剣や盾を装備したテロリスト達が銃を持ったテロリスト達の背後から現れ
「今だ……!」
「宰相の首を狙え!」
テロリスト達に号令をかけた後走り出した。しかしその時アリオスがダドリー達の背後から飛び込んできて、斬撃を放って怯ませた後テロリスト達を吹っ飛ばした!
「―――ここは通さん。」
アリオスはテロリスト達を睨んで呟き
「ぐっ、”風の剣聖”か!」
「ひるむな!波状攻撃を仕掛けるぞ!」
テロリストの一人は立ち上がってアリオスを睨み、他のテロリストは号令をかけた。するとその時ミュラー少佐とユリア准佐、レオン少佐がかけつけた!
「―――助太刀します!」
「リフィア殿下の命により、俺も援護する!」
「そちらは下が
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