暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1402話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
うが、俺の場合は元々色々特殊な性格の為かトラブルに巻き込まれやすく、その度に奇跡とも呼べるような事を繰り返してきたという経験を持つ。
 そう考えれば、俺とシェリルが付き合うようになったのも決しておかしな出来事ではないんだろう。
 もっともそれを言うのなら、俺とシェリルだけじゃなくてレモンを含めた恋人達全員に言える事だが。

「魔法球があるというのは、シャドウミラー最大の特徴ですものね。正直、シャドウミラーで魔法球がなければ、恐らく途中で瓦解していたと言ってもおかしくないと思いますわ」

 そう告げたのは、あやかだ。
 政治班として働いており、その分エザリア程ではなくても魔法球を使って休憩をしているからこその感想だろう。
 あやかと千鶴が増えたとしても、政治班の人数が少ないのは間違いない。
 エザリア1人だった時と比べればレオンもいる分楽になっているとは思うのだが、それでもまだ人数が十分という訳ではない。
 ……エルフ達からこっちにも人を回して貰うようにするべきか?
 いや、でも精霊の卵と技術班で十分忙しいしな。
 それに政治班に所属するとなれば、当然他の世界の人間と関わり合う事は避けられない。
 今のところはその辺が問題ないが、中には人間至上主義的な世界と関わる可能性も決して否定は出来なかった。
 だとすれば、人間以外の種族がそういう相手を交渉するとなれば、間違いなく敵対的な事になる……のは向こうの自業自得にしても、エルフ達に被害が出てしまう可能性は否定出来ない。
 書類整理専用の担当という事であれば、まだ何とかいけるかもしれないが……
 詳しい判断をするには高度な知識といったものが必要になる。
 いや、エルフの寿命を考えれば、知識を身につけるのはそこまで負担にならない……か。
 そうだな、今度エザリアにその辺を相談してみるか。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ