その頃 火星側では 2
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めているということであった。
中でも驚いたのはこの派閥の中に、東ドイツと西ドイツが存在していることや一部ではあるが、ソ連の制圧していた元国家の人たちもここ入っているのだ。
つまり欧州の約五割近くがこの派閥に入っているために、多少は問題はないと思えるのだが。
問題は残りの派閥であった、ひとつはオルタ派と呼ばれる派閥であり、国連の名の元に集まった派閥である、そのためか未だに影響力は上の派閥よりも大きいために、色々と問題も発生しているらしい。
最後には反火星派閥である、こいつらは火星軍や政府を利用するだけ、利用したら、さっさと地球や月も返してもらう、またば実力で分捕るという派閥であったりするのだ。
この中には中国が入っているのは当たり前であり、そして次にアメリカも一部ではあるが入っているのだ、ソ連も一緒に入っているが、全盛期ほどの勢力も力もないのが現状であったりする。
特に中国戦線では補給が現地に直接行っているおかげもあるためか? 前戦や最前線では戦いが楽になっているが、だが後方や司令部がおかれている本部クラスにいる連中にしてみれば、物資の横流しができない自分達の富が増えないという理由でこちらに入っているのだ。
ソ連が入っているのは保険のようなものなのだ、彼らとしても現在の戦力で火星軍を追い出せるとは誰も思ってはいないが、たが火星軍や政府からもたらされた所期ジムに詰め込まれている新技術の数々を物にして、その技術でいつかはアメリカに変わって世界の主導者になった上で、火星軍を追い出したいと思っているのだ。
そして最後にアメリカの一部の連中とオルタ派閥は繋がっており、彼らとしては新型の開発中の爆弾さえあれば、後の【G弾】であるが、それが手元にあれば火星軍と政府を脅して、元ハイヴの場所を手に入れられるという打算があったのだ。
他の国としてもアメリカほど戦力を持っている国はいないと考えた為に実際に戦後に向けた戦略を今から練っている派閥がここに入っているのだ。
彼らとしては実際に火星派閥はジャマでしかないのたが、今は火星軍や政府の力を借りなければ事実上
BETAの進撃すら止められないと国連では陰口が呼ばれている国なのだが、実際にはその通りでしかない。
「だからこそ日本にこの機体と開発データを渡すことで、日本が反アメリカ側になってくれれば中国としては動きにくくはなるな、ソ連も同じだ、人類同士の戦いで核を打ち込むという行為はその土地を二度と使えないようにすると分かっているからこそ、その手は使わない」
こうしてサトシは次の火星から地球への便に対して一緒に乗り込むつもりであった、この機体を日本に渡すついでにもう1つのすることが出来て
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