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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic7-Aホテル・アグスタ〜Troubles〜
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ルは家族を・・・殺されてる』
『『『『っ!?』』』』
(あ、ヤバい。これってわたしが言っていい事じゃないよね・・・。ごめんっ、はやて、ルシル!)
心の中で合掌して謝る。でももう言っちゃったから後には引けない。
『2人ともその時は8歳。はやては海鳴市の家で独り暮らし。しかも下半身が不自由で車いす無しには移動できない体。そしてルシルは犯人を捜して独りで次元世界を旅してた。そんな時にルシルは海鳴市に降り立って、偶然はやてと出会った。2人は孤独を埋め合うように一緒に暮らし始めた。その後でシグナム達が一緒に暮らすようになったの。出会いの経緯は特秘事項に抵触するから省くけどね』
『なんか、八神部隊長とルシルさんの歴史を知れてる今って、かなりレアな状況よね』
『はい。なんかドキドキします』
『ルシルさんのご家族も・・・殺された・・・』
『スバルさん・・・』
『・・・。シグナム達がはやてやルシルと一緒に暮らし始めて少しした頃、はやての下半身をマヒさせてたものが徐々に上半身にも移って来て、余命幾ばくもない状態だと判った』
『『『『え・・・!?』』』』
今のはやての元気さを見れば考えもしないだろうし、想像も出来ないかな。
『で、はやてを救うには莫大な魔力が必要だった。そのために真っ先にルシルが動き出した。違法魔導師を襲撃してリンカーコアを奪うって手段で、ね。ルシルに続いてシグナム達も参加。そうしてルシル達はこう名乗って本格的に活動を始めた。パラディース・ヴェヒター、って』
パラディース・ヴェヒターに反応したのは『あの有名な!?』ティアナだけだった。エリオとキャロは年齢的に知らなくても問題ないかな。そんで『え、なに? そのパラなんとかって・・・』スバルも知らないわけか。まぁ10年前の話だし、知ってるティアナが特別かぁ。
『あんたね・・・。まぁいいわ。パラディース・ヴェヒターってのは、アリシアさんが言うように指名手配された違法魔導師を何百人と狩り続けて、一時的に次元世界から魔法犯罪を減少させたことまである、すご腕の騎士集団だったのよ。今は管理局員だって噂を聞いてたけど、副隊長たちのことだったのね・・・』
『『そうだったんですね』』
『そうだったんだ』
管理局には守護騎士クラスのベルカ騎士が結構在籍してるから、そうそう特定できないよね。というか地味に強い騎士が多いし。ルミナとか、フィレス一尉とか・・・。
『何も問題なく魔力を回収していったルシル達だったんだけど、その方法があるロストロギアを使うものってわけで、その頃はまだ嘱託だったフェイト達がルシル達の確保に動いたんだけど。ルシル達は当然止まらなくて、次元世界の犯罪者どころか管理局まで敵に回したんだ。それからいろいろあって、はや
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