第35話
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ディア姫は戸惑いながら頷き、レーヴェは目を細めてルファディエルを見つめ
「フフ……それは私の策が全て上手く行ったその時にわかります。」
ルファディエルは意味深な笑みを浮かべて答えを誤魔化し、そして次にオリビエを見つめ
「―――次にオリヴァルト皇子。」
「おっと、次はボクの番か……フフ、貴女のような美しいレディの頼み事とあれば是非聞きたいね。」
ルファディエルに見つめられ、名前を呼ばれたオリビエは静かな笑みを浮かべてルファディエルを見つめ
「フフ、後で内密に話がしたいので、ロイド達が去ってから私の話を聞いていただけないでしょうか?――――貴方にも協力して頂ければ”怪物”をエレボニアから退治したい貴方にとっても有益かつ、自国での貴方の知名度を上げる話でもありますので。」
「”怪物”………?」
(一体誰の事かしら……?)
「「なっ!?」」
「えっ!?」
「ほう………」
「あら♪」
口元に笑みを浮かべて言ったルファディエルの話を聞いたロイドは不思議そうな表情をし、エリィは考え込み。ミュラーとユリア、クローディア姫は声を上げて驚き、リフィアとレンは興味深そうな表情をし
「…………………フム………………それは興味深いな。……だが、その前に一つ聞きたい事があるのだが、いいかな?」
オリビエは少しの間呆けた後考え込み、やがて口元に笑みを浮かべ、そして真剣な表情でルファディエルを見つめて尋ねた。
「はい、何でしょうか。」
「………何故、ボクが”怪物”を退治したい事を知っているのかな?」
「私が独自に付き合いのある”情報屋”……と言っても納得しないでしょうから、その”情報屋”については後でお教えしましょう。」
「フフ、そうか。一体どこからその話が漏れたのか興味があるし、後で聞かせてもらおう。」
「…………………………」
そしてルファディエルの答えを聞いたオリビエは静かな笑みを浮かべて頷き、ミュラーは真剣な表情で黙ってルファディエルを見つめていた。
「そして――――リフィア殿下とレン姫。貴女達にも後でオリヴァルト皇子と共に私の話を聞いて欲しいのですが。」
「フム、余達にも関わらせる気か。」
「クスクス♪一体どんなお話なのかしらね?―――貴女の事もレンが”仔猫”としてクロスベルで活動していた時に知ったわよ?”叡智”さん♪」
ルファディエルに呼ばれたリフィアは口元に笑みを浮かべ、レンは小悪魔な笑みを浮かべて言った。
「……とは言っても昨日の夜、もしくは今日の朝か昼にリウイ陛下もしくはチキ史から連絡がいっているかもしれませんが。」
「なぬ……?―――――!!”あの件”かっ!」
そしてルファディエルの説明
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