突撃取材!機動六課2
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
翌日、機動六課
同、部隊長室前
黒い騎士「ようこそお出でくださいました、槍神様から貴女方の御案内を仰せ使っております、よろしくお願いいたします」
そう言ってマイレ逹取材陣の前に現れたのは歴戦の猛者の風格を漂わせる黒い甲冑の騎士は跪ずき、頭を垂れた
それを見たマイレは若干動揺したが直ぐに呼吸を整え、話を進めた
マイレ「わざわざありがとうございます、では早速取材に移りたいので、御案内をお願いします」
黒い騎士「は、それでは此方へどうぞ」
黒い騎士は立ち上がり一礼すると歩きだした
歩き始めて少し経った頃、マイレについてきた、男性カメラマン、ダリスは横にいる先輩ジャーナリストのディルにふと話し掛けた
ダリス「しかし、今回よく管理局が機動六課の取材に許可出しましたよね…今までは機密扱いで門前払いだったのに」
ディル「ん、まあな、管理局としちゃあ色んな目論見があんだろ」
ダリス「目論見、たとえば?」
ダリスが問いかけるとディルは横目で彼を睨んだ
ディル「あのな…お前もこの業界で食ってくんならもっと情勢やら情報を頭に入れとけよな、はあ、まあ良いや、いいか、いま管理局はエニグリスとでかく事を構えてる、此れは解るな?
」
ダリス「はい、ぶっちゃけ他の犯罪そっちのけって感じがしますね、最近のニュースはエニグリス絡みばかりですし」
ディル「ああ、しかも、民間には公開されてねえがそのエニグリスの戦力は尋常じゃない、すでに無人世界の幾つかが消滅してる、管理局とのぶつかり合いのなかでな」
ダリス「し…消滅!?奴らロストロギアかなんか握ってんすか?」
ディル「いや、其処までは解らん、しかし、いくら管理局でもそんな馬鹿げた奴ら相手にして只じゃ済まない、なのに五体満足で戦えてる、何故だと思う?」
ダリス「…槍神大輔ですか?」
ディル「解ってるじゃねえか、そうひとえに奴の戦力が有ってこそ、そして奴が今所属してるのは?」
ディルがそう言ってダリスを見る彼は納得の表情を浮かべていた
ディル「やっと解ったか、そう、用はこの取材は本局と地上本部の争奪戦の一環なんだよ、槍神大輔って言う戦力のな、ま、今回取材にOK出したのはそれだけじゃないだろうが」
ダリス「しかし取材が地上本部に対しての攻撃材料の調達って…なんか昔と逆っすね、まあ、本局も戦力は槍神に頼ってる部分もあるから大きく言えないでしょうけどか」
ディル「ま、其処が大きいわな、マイレも事前に色々情報仕入れるのに体張ってたし」
ダリス「え?体張ってってまさか」
ディル「ああ、あいつOK貰うために管理局の広報部の部長と寝たんだよ、しかも何回もな、あ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ