幽州編
第24話 趙雲とバサラ
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りゃあいくらなんでも大袈裟じゃあ・・・」
「ああん!?てめえは、おれらの弓矢を馬を走らせながら躱して、挙句の果てには歌う余裕まであるやつのことを大袈裟って言うのかあ?!」
そう、怒鳴るように聞く隊長。
「す、すみません」
「ふん、分かりゃあいいんだよ」
謝る副将に鼻を鳴らし、前を向く隊長。
(そうだ・・・あの野郎がその気だったら、今頃おれはこの世にいねえ。)
「だからこそ、伝えなきゃならねえ。
我ら五胡を治める、『鮮卑族』の王にして、最強の『草原王 檀石槐』様になあ・・・」
そう呟く彼の声は風に流され、消えていくのであった・・・
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