暁 〜小説投稿サイト〜
Killer
第一編
第1章
戦国時代とか(笑)

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『っふ…ん……………あ!?』
何か匂いが違う。
「…起きやがった。」
俺は仰向けに倒れているようで、上からなんか覗きこまれている。
茶髪の…男?顔が整っていて女にも見える。
『誰だお前?』
「それはこちらの台詞だ馬鹿が。」
上にいる男女の眉間のシワが一気に増える。
「誰だ貴様?あ?」
ガンとばされたんだけど何コイツ。
「どうしてここに倒れてたんだ?というかいつからいた?」
ちょっとウザイなー。
『うるさい。質問攻めは嫌いなんだよ。俺だって知らないよ。つーかあんた誰?』
そう言うと男女は俺の顔を掴んだ。
『ッ!?』
反射的に腕を掴んで顔を殴る。
「っ…!?」
『あ。』
悪い。と一言。
「貴っっ様ァァ…」
額から血を流しユラユラしている。
『だから、悪いって。反射で。』
「反射って貴様……。」
「そこまでだ。三成、客人はもてなすものだぞ。」
何か白い布が来た。
「さぁ客人、こちらへどうぞ。」
『…案内してくれるのは嬉しいんだけど、俺帰りたいんだよ。だから行きたくない。その格好ってさ、もしかしてだけど戦国無双だよね。』
「せん…何を言っているのだ貴様。」
コイツに何を言っても無駄だな。
『とにかく、俺は現代に帰りたい。放っておいてよ。』
俺は障子を開け、外に飛んだ。
もしかしたら時をか●る少女ならぬ時空をかける青年になれるかも!
(やっぱ死ぬかな……?)
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