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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(碧篇)
外伝〜演奏家の捜索〜前篇
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ですよ?」

オリビエの答えを聞いたノエルは驚き、アルは指摘し

「……いやいや、多分違うだろ。」

「うふっ♪本当にそうかもしれなわいよ♪」

ランディは疲れた表情で溜息を吐いて指摘し、エルファティシアは小悪魔な笑みを浮かべた。

「と、とにかく……ミュラーさんのもとへ戻っていただけますか?」

そしてロイドが疲れた表情で言ったその時

「………悪いが、その頼みを聞くわけにはいかないな。どうせ、明日には忙しくなる。今のうちにクロスベルを十分に堪能しておきたいしね。」

オリビエは口元に笑みを浮かべて答え

「忙しくなる……?」

オリビエの答えを聞いたエリィは不思議そうな表情でオリビエを見つめた。

「フッ、こちらの話さ。もし、キミたちがボクを見逃してくれないと言うのならば……どんな手を使っても見逃してもらうとしようか。」

「へえ……?一体どうするつもりなんだい?」

オリビエの話を聞いたワジが興味深そうな様子でオリビエを見つめたその時、オリビエはロイド達に背を向け

「ハッ……!あそこにいるのはユリア准佐ッ!?」

真剣な表情で大声で言い

「おい!あそこにはリフィア皇女がいるぞ!?」

さらにヴァイスもオリビエとは別の方向を見つめて叫び

「なっ!?」

「ええっ!?」

2人の言葉を聞いたロイドとエリィは驚き

「ど、どこですかっ!?」

「ま、また抜け出したのですか、殿下!?」

ノエルとリィンは真剣な表情で叫んでそれぞれオリビエやヴァイスが見つめる方向を見つめていたがそこには誰もいなかった。

「って、あ、あれ……誰もいませんけど……」

「こっちも……」

それを見たノエルとリィンは戸惑い

「……はっ!」

ある事に気付いたロイドは声を上げ、仲間達と共に旧市街の出入口を見つめるとそこにはオリビエとヴァイスがいた!

「フッ、また会える日を楽しみにしているよ!」

「ロイド!俺は少し休憩しているから、後はお前達に任せた!」

そして2人はロイド達に背を向けて走り去り

「ちょ、ちょっと……!」

「きょ、局長!?」

2人の行動を見たロイドとノエルは声を上げたが2人は走り去ってしまった。

「に、逃げられてしまったわね……」

「しかもヴァイスまで一緒に……」

それを見たエリィは溜息を吐き、アルは呆け

「あんな古典的な手にひっかかるなんて……あのユリア准佐がこんなところにいるわけないんですけど。」

「しかしリフィア殿下の場合はいてもおかしくないところが冗談になってないんだよな……」

ノエルは真剣な表情で呟いた後リィンと共に溜息を吐き

「やれやれ、レクターとは別の意味で厄介
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