外伝〜レン皇女との面会協力〜
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お兄さんの甘さやお人好しがうつったのかしら……?」
するとその時レンは疲れた表情で溜息を吐いた後コリンを見つめ
「へ……」
レンの言葉を聞いたロイドは呆け
「……コリン。貴方は男の子なんだから泣いたらダメよ?泣き虫な男の子だと将来、立派な大人にならないわよ?」
泣いているコリンをあやすかのようにコリンを抱きしめて背中を撫でながら優しげな口調で話しかけ
「ひっく!でも……!」
話しかけられたコリンはしゃっくりを上げて答えかけた。すると
「…………仕方ないわね。ある程度仕事が片付いて暇ができたら、お姉ちゃんが貴方のお家に遊びに行ってあげるわ。」
抱き締めていたコリンから離れたレンが溜息を吐いた後口元に笑みを浮かべてコリンを見つめて言い
「ふえ……?」
「「え…………」」
レンの言葉を聞いたコリンは泣き止み、ハロルドとソフィアは呆け
「だから……その時が来るまでは泣いたりちゃ駄目よ?」
「うん!じゃあおねえちゃん、指切りしよう〜!」
レンに微笑まれたコリンは頷いた後嬉しそうな表情でレンに言い
「フフ、ちゃっかりしているわね…………そういう所は似ているのね……」
コリンの言葉にレンは苦笑した後コリンの指と自分の指をからめ
「「指切りげんまん、嘘ついたら針千本、の〜ます!指切った!!」」
レンとコリンは指切りをした。
「……それじゃあね。いつかレンが貴方のお家に遊びに行くまでパパ達を困らせない良い子でいるのよ?」
「うん!」
そしてレンに微笑まれながら頭を撫でられたコリンは嬉しそうな表情で頷き
「あ、ああ……!」
「コリン……!」
レンに頭を撫でられているコリンを見ていたソフィアとハロルドは涙を流し続けていた。その後ハロルド達と共にロイド達は”グロリアス”を後にし、レンからもらった高額のお金を預ける為にIBCに行くハロルド達に付き添い、お金を預けるのを確認したロイド達はハロルド達と別れようとしていた。
〜IBC〜
「みなさん……今日は本当にありがとうございました……!」
「コリンの事と言い、本当にありがとうございます……!」
「いえ……お役に立てて幸いです。」
「本当に………よかったですね。」
「……これからが幸せに満ちた人生である事を祈ってるッス。」
仲間達と共にハロルドとソフィアに感謝されたロイドは口元に笑みを浮かべて答え、エリィは微笑み、ランディは口元に笑みを浮かべて言った。
「はい……!あの子の願い通り、必ず私達は幸せになってみせます……!」
ランディの言葉にソフィアは頷いて微笑み
「みなさんには本当にお世話になってしまって…………これは
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