外伝〜レン皇女との面会協力〜
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そしてレンは目を伏せて考え込んだ後、静かな表情でハロルド達に言い、レンの言葉を聞いたハロルド達はレンを見つめ
「……一体誰に対して、謝罪しているのかわかりませんが…………私に謝罪されても困ります。私は貴方達と今日”初めて”会うのですから。」
ハロルド達に見つめられたレンは静かな口調で答えた。
「なっ!?」
「レンちゃん!」
「レ、レン姫!?」
「やれやれ……なかなか厳しいお姫さんだね……」
「おいおいおい……!いくらなんでも、それはあんまりじゃねえか!?」
「そうですよ!ハロルドさん達はずっと貴女の――――」
レンの言葉を聞いたロイドは厳しい表情をし、エリィは表情を厳しくして声を上げ、リィンは驚き、ワジは真剣な表情でレンを見つめ、ランディはレンを睨んで言い、ノエルも続くようにレンを睨んで言いかけたが
「お前達は黙ってろ!この問題はあの娘とあの夫妻だけの問題だ。」
ヴァイスは真剣な表情で声を上げてロイド達に注意し
「そうね、第3者である私達にとやかく言う権利はないわ。」
「私達ができるのはレン皇女との面会の手配です。本来でしたら私達はこの場にいるべきではないのです。」
エルファティシアとアルは静かな表情で答え、3人の言葉を聞いたロイド達は複雑そうな表情で黙り込んだ。
「レン………………」
「私達は謝る事もできないの…………?」
一方ハロルドは辛そうな表情で、悲痛そうな表情をしているソフィアと共にレンを見つめた。するとその時
「…………”私”が貴方達と”初対面”なのは事実です。――――ですが。貴方達の娘であるレン・ヘイワースとは出会った事があります。」
レンが静かな口調で言い
「「え…………?」」
レンの言葉を聞いた2人は呆けた表情でレンを見つめた。
「……私がレン・ヘイワースと出会った時、彼女は瀕死の状態だった為、彼女は私に遺言を残して女神の元へと召されました。」
「遺言…………」
「そ、その遺言とは一体……?」
レンの話を聞いたソフィアは呟き、ハロルドは真剣な表情でレンを見つめて尋ねた。すると
「―――――”レン”は”パパ”と”ママ”の娘として産まれて幸せだった。」
レンは優しげな微笑みを浮かべてハロルドとソフィアを見つめて言い
「「!!」」
優しげな微笑みを浮かべたレンに見つめられた2人は目を見開き
「短い間だったとはいえ、3人で過ごした時間はとても暖かく、”幸せ”だった…………――――――”パパ”と”ママ”は悪くないわ。全ては不幸な偶然が重なっただけ。だから……”レン”の事は後悔しないで、2人は”幸せ”になって。それが”レンの願い”だから…………」
「
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