外伝〜お嬢様の捜索〜中篇(後半)
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そうな表情でリースを見つめて尋ねた。
「えっと…………リタさんにこの僧院の話を聞きまして。迷える魂がいたとの事ですから、シスターとして迷える魂達を鎮める為にこちらに来たのです。それで一人では危険と思い、知り合いであるセリカさん達と一緒に来たのですが…………皆さんは以前、こちらに来た事があるとお聞きしたのですが。」
ノエルの疑問にリースは考え込んだ後答え、ロイド達を見つめて尋ね
「え、ええ。」
尋ねられたロイドは戸惑いながら頷き
「以前来た時は結構大変だったんだよなあ。いきなり鐘が鳴ったかと思うと、突然”悪魔”が現れやがって―――」
ランディが溜息を吐いて言った後笑顔で言いかけたがその時、鐘が鳴った!
「ま、まさか…………!」
鐘を聞いたロイドが仲間達と共に驚いたその時
「ふむ……」
「ただならぬ”魔”の気配……」
ワジとリースが真剣な表情で周囲を見回しながら呟き
「―――来ますっ!!」
リタが警告した!するとその時、多くの悪魔や幽霊―――”魂の狩人”がロイド達を囲むように現れた!
「あ、悪魔にゆ、ゆ、幽霊……!?」
現れた敵達を見たエリィは悪魔を見て驚いた後、表情を青褪めさせながら”魂の狩人達”を見つめ
「ちっ、変なタイミングで出てきやがって!まるで俺が呼んだみたいだろーが!」
ランディは舌打ちをした後溜息を吐き
「気を付けて!以前出会ったものより凄まじい霊圧を感じるし、数も多いわ……!」
エルファティシアはロイド達に警告し
「来ます……!」
リースは法剣を構えて警告し
「なっ!?」
「ええっ!?」
「お、おいおいっ!一体どうなってんだよっ!?」
法剣を構えたロイド、ノエル、ランディは驚き
「全て纏めて浄化してくれるわっ!!」
「お願いだから前に出すぎないでよ!?兄様、申し訳ないですけどリフィアの護衛を手伝って下さい!」
「エリゼ!?い、今、殿下の事を呼び捨てに……!」
リフィアは高々と言った後杖を構え、それを見たエリゼは真剣な表情でリフィアに忠告した後リフィアの近くで連接剣を構えた後リィンに呼びかけ、呼びかけられたリィンは驚いてエリゼを見つめたが
「今はそんな些細な事を気にしないで下さい!リフィアの身を守る事が重要です!」
「あ、ああ!そうだったな!殿下!修行中の身ではありますが殿下の御身、このリィン・シュバルツァーが全力を持って守らせて頂きます!」
エリゼの言葉を聞いて頷いた後すぐにリフィアの近くに飛び込んで剣を構えて周囲を警戒しながらリフィアに言い
「うむ!お主達、シュバルツァー家の忠誠心、見せてもらうぞ!」
リィンの言葉にリフィアは頷いて答え
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