第四章:停止教室のヴァンパイアとバーニング
ΩY:ギャスパーの悩み/大天使からの贈り物
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嫌いだと言ってました。
そんな二人が堕天使にいい感情を抱くとは思えませんもの」
そうか、やっぱり朱乃さんは、そのことについて悩んでいたか
だけどな朱乃さん…
「朱乃さん確かに俺は人を見かけで見下すような存在は嫌いです」
「ですよね…」
「翔一!! てめえ!!」
「ですが、それは存在であって種族ではありません」
「!」
まあ。これだけはいいとかないといけないし
あともう一つ言いたいことがあるしな
「この言葉を受けるかどうかは朱乃さん次第ですが
確かにあなたの父のせいであなたは苦しみました。
ですがそれは、あなたの父の責任ではないと思います」
「それは、どうゆうことですか?」
「あなたの父はあなたたちに起こった悲劇のことを今でも
引きずっているはずです。一回あなたの父としっかり話すことをお勧めします。」
「…………」
「それに肉親がまだいるんじゃないですかそれならまだ
分かり合う余地はあります。もういない人間はそれがもうできない
そう俺みたいな存在は特に…」
そうまだ親がいるだけでもいいと思う。
まだ家族がいるだけでも幸せなことだと思う
このままいけば朱乃さんはきっと後悔すると思うから
「すみませんね。まるでわかり切った様な口ぶりをしてしまって
もう止めます。ですがそれなりに考えてみてください。
では、明日また部活で」
「はい… また明日」
最後に見た朱乃さんの顔は、何か考えていた
あとはイッセーに任せよう、こうゆうのはあいつの専門だからな
それにもうすぐ会談か…いよいよ話す時が来るか……
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