暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 覚醒のAGITΩ
第四章:停止教室のヴァンパイアとバーニング
ΩY:ギャスパーの悩み/大天使からの贈り物
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
んて見たくない!!」

なるほどな、これがギャスパーが今まで抱えていた悩みか

「そうか、だがなギャスパー、本当に怖いなら尚更それを乗り越えないと…」

「先輩は怖く無いんですか!? 自分の力が…」

「………」

ギャスパーは俺に力が怖いかと聞き返してきた。
俺はアギトの力が怖いのか…

そうだなここ話正直に話そう
だがギャスパーが聞きたいのはそういう事じゃないだろう。

「やっぱり、誰も僕の気持ちなんか…」

「怖いさ、こんな強大な力」

「え?」

「怖いよ、でなも俺はやるときにやれなかった自分がもっと怖い
だから俺は自分の力としっかり向きしながらも戦っている」

「…… 強いですね…… 先輩は……」

「俺は強くない。現に、俺は新しい力を手に入れても
緊張や恐怖で実際心が重い」

「もしかしてあの姿の?」

「さらにその上の超える力だ。だがその状態で
心が不安定もしくは負の感情が大きくなると俺は暴走するらしい」

「そんな!?」

そう言うと、ギャスパーは部屋から少し出てくる。

「だが、いづれ使わないといけない時が来る」

「暴走しちゃうんですよ!? 怖く無いんですか!? どうしてそんなに強く在れるんですか……」

「さっきも言ったはずだ、俺はそこまで強く無い。
人に、他社に支えられて今の俺がいるんだ。」

俺はギャスパーの肩を持って告げる。

「もし俺がそいつで暴走したらその時は、お前の力で止めてくれ」

「む、無理ですよ!? 僕は強く無いし… 神器の力もまともに使えない……
ダメヴァンパイアなんですよ!?」

「お前は自分が思ってる程弱くない。見てみろ今の自分を」

「え?…… あっ」

ギャスパーが自分の立っている場所を見てみると、そこは自分の部屋の外だった。

「俺の為に外に出れたんだ。あとはお前の気持ち次第で成長するだろう」

「無理ですよ…… 僕は、勇気が出せないんです…」

「ならともに歩めばいい。お前が一歩進みたいなら俺もその手助けを
させてもらう。これでは不服か?」

「ぼ、僕は……」

ギャスパーは、震える手を押さえながら、一歩だけ俺に近づいてきた。

「踏み出してみようと思います。頑張るのであきらめそうなときは……」

「ああ、支えてやる」

そのときのギャスパーの目は勇気に満ち溢れていた





現在翔一とイッセーは朱乃に呼ばれ、ある場所に向かってた。

「なあ翔一此処って」

「あぁ神社だな。なんで神社?」

「翔一君、イッセーくん」

朱乃が巫女の服で待っていた。

「彼等が今代赤龍帝と異質な悪魔ですか?」

突如第3者の声が聞こえた。
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ