暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 覚醒のAGITΩ
第四章:停止教室のヴァンパイアとバーニング
ΩY:ギャスパーの悩み/大天使からの贈り物
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俺は会談の日は着々と近づいていたある日、部活に行くため部室に向かっていた

『翔一あなたに少し報告があります』

「ん、なんだ?」

ロードから報告なんて珍しいな

『あなたのアギトの力が新しい力を発現しました』

「新しい力?一体どんな力だ?」

確かに今までは、自然に頭に浮かんでくる力を使っていたから
発言なんて初めての経験だな

『炎の力を超える力、溶岩の力です』

「強そうな力だな。どうやってなれるんだ?」

『変身したいと思えば自然に頭に浮かんできます』

「わかった。もしも今度戦いがあったら使わせてもらう」

『ですが、この力は感情によって変化します。
よってもしも負の感情が強ければ強いほど房総のリスクもあるので注意してください』

なるほど、確かにそうだな。できれば暴走したくないしな、
また暴走すると今度は、自分どころかすべて失うからな

『翔一……』

「悪いな暗くさせて。だが今話明るく行こうな」

そうして部室に向かう途中ギャスパーの部屋の前で集まりがあった

「何かあったのか?」

「翔一、実はな……」

なるほど、イッセーの依頼に着いていったら神器がまた暴走したらしいです
それが原因でまた引きこもるか…な気持ちもわからなくもない

「まったく、ギャスパー、聞こえるか?」

「イヤですぅぅぅぅ!!!! もうお外出たく無いぃぃぃぃぃ!!!!」

ドアを叩いて呼び掛けても、返ってくるのは悲鳴ばかりだな、これは骨が折れる

「主失格だわ… ギャスパーの引きこもりをどうにかしてあげられないなんて…」

「いえ!部長は悪く無いです!悪いのはフォローできなかった俺なんです…」

しかもイッセーと部長が暗くなっているな。これは何とかするしかない

「ギャスパー、頼む少しだけでいい、少しだけ扉を開けてくれ。絶対に外に出したりしない」

「うぅぅ…… 本当ですか…?」

「ああ。ほんの少しでいい」

すると、少しだけ扉が開いた。

「あ、開いた!! 今だ!」

「待ってくれイッセー」

「何だよ、止めんなよ!!」

「ここで無理矢理出しても、また引きこもるだけだ。俺にいい案がある。任せてくれないか?」

俺は突っ込もうとしたイッセーを下がらせて、扉に近づいた

「ギャスパー、そのままにしてくれちょっと話がしたい」

すると、そのまま扉は開いておりギャスパーが近くに座った

「話って何ですか?」

「まあ話を聞いてくれ。お前、怖いのか?自分の力が、自分のことが?」

「怖いです…… 皆が嫌がる… 僕はこんな力なんか欲しく無いのに!! 皆止まっちゃうんだ! 友達も!仲間も! もう…… 誰かの止まった顔な
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