SIDE:A
第三話
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その後、今後について細かな話し合いをした結果、九喇嘛には今回の件で里の皆に謝ってもらったほうがいいとの結論に達した。
九喇嘛は反対だったが今後、彼女がハルトの使い魔として傍にいるのなら、必然的に里の人間と接触することになる。その度に軋轢を生むのは如何なものかとヒルゼンに指摘され渋々了承した。意外と物分りがいいと驚かれた九喇嘛であったが、ハルトにお願いされたのが一番大きな原因なのを知らないミナトたちであった。
使い魔としてハルトとともに行動しなければならないということで、必然的にミナト宅に居候することになったが、そこは人の良いミナト夫妻。むしろどうぞどうぞと歓迎する勢いで九喇嘛の家族入りを了承した。
こうして、後の歴史書に【九尾契約事件】と呼ばれる一件は収束したのだった。
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