第31話
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葉を聞いたエリィは顔を赤らめ
(こ、この男は……)
(くかかかかっ!平然とそんな言葉を口にするお前はさすがだよ、ロイド!)
(……それが良い所であり、悪い所なのよね……)
メヒーシャは表情を引き攣らせ、ギレゼルは笑い、ルファディエルは溜息を吐き
「ア、アハハ…………」
「フフ、相変わらずバカップルだね。こっちまで火傷しそうだよ。」
「うふっ♪、若いわね〜。」
「ったく、俺達のいないところでやれっつーの。」
その様子を見ていたノエルは苦笑し、ワジは静かな笑みを浮かべ、エルファティシアは口元に笑みを浮かべ、セルゲイは呆れ
「そう言う所がヴァイスと似ていますよね、やっぱり。」
「そうか?俺からしたらまだまだだぞ?」
アルは頷きながら呟き、アルの言葉を聞いたヴァイスは静かな笑みを浮かべて言い
「ハハ………けどまあ、そんな風に見られているのなら俺も兄として誇らしいかな。」
リィンは苦笑した後口元に笑みを浮かべて言った。
「へ…………」
「もしかしてリフィア殿下の隣にいた侍女の方が話にあった妹さんなの?」
リィンの言葉を聞いたロイドは驚き、エリィは驚きの表情で尋ねた。
「ああ。殿下の傍にいた侍女―――エリゼは義妹だよ。」
「何だと!?あんな清楚で可憐なお嬢さんがお前の妹だと!?しかも義妹!く〜っ!ロイドと言い、リィンと言い、局長と言い、挙句の果てにはワジまで!なんで俺と課長以外の支援課の男共はそんなに麗しい女性達と縁があるんだよ、このリア充野郎ども!」
そしてリィンの答えを聞いたランディは驚いた後悔しそうな表情で叫んだ後ロイド達を睨み
「ハッハッハ!男の嫉妬はみっともないぞ?」
「フフ、これが持つ者と持たざる者の差ってヤツ?」
「焚き付けるなよ、ワジ……」
ランディの様子を見たヴァイスは笑い、ワジは口元に笑みを浮かべ、ワジの言葉を聞いたリィンは呆れ
「いや、意味わかんないから。」
ロイドは呆れた表情でランディに突っ込んだ。するとその時
「ただいまー。」
キーアがツァイト共にビルの中に戻って来た。
「キーア、ツァイト、お帰り。」
「ウォン。」
ロイドの言葉に頷くかのようにツァイトは吠え、キーアはロイド達に近づいた。
「あら、シズクちゃんは一緒じゃなかったの?」
「あ、うん、おとーさんと病院に戻っちゃった。でも、ビルのおひろめはいっしょに見たよー。すごかったねー!ロイドたちは近くで見たんでしょ?」
「ああ、正直大きすぎてよくわからないくらいだったよ。」
「ま、とんでもないビルってのはイヤってほどわかったけどな。」
「ふふっ、キーアちゃんの方がバッチリ
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