第31話
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かにそうね♪」
ヴァイスは不敵な笑みを浮かべて呟き、ヴァイスの言葉にエルファティシアは頷き
「きょ、局長…………」
「アハハ、同類だからわかるってヤツ?」
「ワジ君だって同類でしょうが……」
「確かにこいつも何考えているか、サッパリわかんねぇしな……」
2人の言葉を聞いたロイドは冷や汗をかき、ワジは笑顔で言い、ワジの言葉を聞いたノエルとランディは溜息を吐いた。
「でも、リベールのクローディア姫はさすがに気品がありましたよね。一緒にいたユリア准佐もすっごく格好よかったですし!」
「ああ、リベール王国の王室親衛隊の女性隊長だっけ?何でもそのスジじゃ、熱狂的なファンがいるらしいけど。」
興奮した様子で言ったノエルの言葉を聞いたワジは静かな笑みを浮かべて尋ね
「う、うん……そうだけど。」
「あはは……私もちょっとファンだったりして。」
尋ねられたノエルは苦笑しながら頷き、エリィも苦笑しながら頷いた。
「へえ、そうなのか?」
「なんだなんだ〜?お嬢、そういう趣味だったのかよ?」
「別に趣味ってわけじゃないけど……その、前にリベールに滞在した時、王室親衛隊のパレードを見物して……写真集なんかも出ていたらから思わず買っちゃったのよね。」
「な、なるほど。」
「それ、後で見せて下さい!」
エリィの話を聞いたロイドは苦笑しながら頷き、ノエルは真剣な表情で言い
「あはは……うん、いいわよ。」
ノエルの言葉にエリィは苦笑しながら答えた。
「やれやれ、嘆かわしいねぇ。」
「フフ、男装の麗人は一種のロマンだからねぇ。僕としてはエレボニアの皇子殿下も結構気になったけどね。」
ノエルの様子にランディは溜息吐き、ワジは静かな笑みを浮かべて言った。
「オリヴァルト皇子か……最近、わりと聞く名前だけど。」
「リベールの異変の解決に一役買ったことで有名な方ね。それから色々な催しに出席して評判になっているみたいだけど……たしか皇位継承権は持っていらっしゃらないのよね。」
「そうなのか……あれ、リベールの異変の解決に一役買ったっていうことは……エステル達と知り合いだったりするのかな?」
エリィの話を聞いたロイドはある事に気付いてエリィに尋ね
「ああ、そう言えば……」
「エステルちゃん達、顔が広そうだったしあり得るかもしれねぇな。ってそう言えば確かティオすけの写真に写っていなかったか?」
尋ねられたエリィも気づき、ランディも頷いた後ある事に気付いて声を上げた。
「そう言えばそうだったな………確か局長もエステルやティオ達と一緒に”影の国”という場所を冒険したんですよね?」
「ああ。まあ、俺とリセルはあのメン
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