第2話
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”だからってレンが負ける人なんて存在しないみたいなおバカな事は一度も思った事はないわよ?現にレンよりも実力が上の人達なんてパパやお兄様とかレンの周りにもたくさんいるもの。それに諺にもあるでしょ?”油断は禁物”って♪」
一方サラ教官は得意げな笑みを浮かべてレンに問いかけたが、対するレンは笑顔を浮かべて答えた。
「そう……だったら、今日からその周りの人達の中にあたしも入れる事ね……!」
そしてサラ教官は戦闘を再開する為に武器を構えなおし
「クスクス、レンについてこられたら、考えなくもないわよ?スゥゥゥゥ……ハッ!二の型・改―――裏疾風!」
レンは小悪魔な笑みを浮かべて答えた後クラフト―――軽巧で自身の身体能力を上昇させて電光石火の速さでサラ教官に詰め寄って二振りの小太刀を繰り出した。
「!!」
「双牙!!」
「ハアッ!」
自分の背後に回った後二振りの小太刀による二つの斬撃波を空へと跳躍して回避したサラ教官は反撃にクラフト―――電光石火をレンに叩き込む為にそのまま強化ブレードに雷を宿して空からレンに強襲しようとしたが
「二の型・改―――双波洸破斬!!」
「なっ!?グッ!?」
レンが空にいる自分に対して迎撃代わりに放った二振りの小太刀の抜刀によって放たれた神速の鋭い衝撃波を受けてしまい、ダメージを受け、レンはたたみかけるようにダメージを受けて地面へと落下するサラ教官に追撃した。
「空破―――――」
「チッ……!」
レンが一歩前に踏み込んだ瞬間レンはサラ教官の前に現れて突きを繰り出し、繰り出された突きをサラ教官は間一髪強化ブレードで防いだが
「絶掌撃!!」
「しまっ―――あうっ!?」
突きを繰り出した後一瞬で自分の背後に回って放った強烈な突きは受けてしまい、ダメージを受けると共に怯んだ。
「斬魔飛影斬!!」
「ぐっ!?」
怯んだ事によって僅かにできたサラ教官の隙を逃さないレンは電光石火の速さで跳躍しながら5連続の斬撃を叩き込んでサラ教官の頭上へと跳躍して空中で素早く武器を銃へと変え
「アクロバレット!!」
「!!」
空中で回りながら怒涛の銃撃を放って広範囲を銃撃し、サラ教官は空から放たれた銃弾の嵐をかいくぐって攻撃範囲外へと退避した。
「鳳凰天駆!!」
「!!」
そして銃をホルダーに収めて無手になって鳳凰のオーラを纏って突撃して来たレンの空からの強襲攻撃をサラ教官は側面に跳躍して回避し
「もらいっ!」
続けて反撃にレンに詰め寄って強化ブレードを振るった。
「剛烈破掌!!」
「チッ………!」
しかしレンはサラ教官の強化ブレードが自分に襲う瞬間闘気を纏わせた両手の拳を爆発さ
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