第2話
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♪それよりもまだSクラフトは放ってきていないけど、まさかレンに”本気”で挑まずに二刀流剣術を使わせることができると思っていたのかしら?」
舌打ちをして自分を睨むサラ教官に対してレンは笑顔を浮かべて答えた後意味ありげな笑みを浮かべてサラ教官を見つめた。
「言ったわね……だったらそっちのお望み通り、”本気”を出してあげるわ!後悔しない事ね!雷よ、あたしに力を―――はぁぁぁっ!!」
レンの挑発に乗ったサラ教官は雷を自身に宿して身体能力を上昇させるクラフト―――雷神巧で自身の身体能力を上昇させ
「さあ、行くわよ!せいっ、はぁぁ、やあっ!」
「っ!きゃっ!?」」
更に跳躍してレンの目の前に強化ブレードを叩き付けて電撃のフィールドを発生させた後凄まじい速さでレンの全方向に移動しながら雷の衝撃波を放ち、電撃のフィールドでダメージを受けたレンは襲い掛かる雷の衝撃波を回避していたが衝撃波の後に放った雷を発生させる弾丸によって発生した周囲に降り注いだ雷を受けるとダメージを受けた。
「受けきれるかしら?――――オメガエクレール!!」
そしてサラ教官がレンの正面から一回り大きい雷の衝撃波を放ったその時!
「ハアッ!」
レンは魔導杖を素早くしまってパトリック達との模擬戦から今まで頑なに抜かなかった二振りの小太刀が収めてある鞘から二振りの小太刀を抜くと同時に目の前まで襲い掛かって来た雷の衝撃波を斬り裂いた!
「あ…………」
「先程まで頑なに抜かなかった二振りの剣をついに抜いたな……しかもあの二振りの剣は………」
「リィンの”太刀”に似ているよね……?」
「ああ……ただリィンのよりは一回り小さいようだが……」
レンが二振りの小太刀を抜く様子を見たアリサは呆け、ラウラは真剣な表情でレンが持つ二振りの小太刀を見つめ、ある事に気づいたエリオットの疑問に頷いたガイウスは不思議そうな表情をし
「あれは東方から伝わっている”太刀”を一回り小さくした剣――――”小太刀”だ……!”小太刀”は”太刀”を失くした時の非常用の得物として携帯する剣でもあり、護身用として子供や女性も扱えるように軽量に作られているけど、刀身が太刀より短い事もあって実際に使いこなすには敵の懐に飛び込まなければならないから、扱いは太刀よりも難しい武器だ……!(小太刀二刀流の幼い女性剣士……しかも”八葉一刀流”も扱える………―――!?まさか彼女は老師の話にあった………!)」
エリオットとガイウスの疑問に答えたリィンはある事に気づき、驚きの表情でレンを見つめた。
「フフン、案の定抜いた上ダメージも喰らったわね。これであんたも”井の中の蛙”だって事を思い知ったでしょう?」
「うふふ、別にレンは幾ら自分が”天才
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